お元気ですか?

サンタクルスの町はトボロッチのピンクの花があちこちで満開!です。
この樹木は、若い幹にはトゲがあり、年数を重ねた樹は、根元に向かってつぼ状に太くなっています。(妊婦を連想します・・・)
さて、2ヶ月ほど前からバジェで環境問題をテーマに活動しているJICA協力隊員と一緒に 高校生による「環境ニュースレター」の発行の活動を進めてきましたが、発行にこぎつけました。
私は、せっかくコマラパとパンパグランデに環境問題の協力隊員が派遣されているんだから、バジェグランデを加えて3市で何か情報の共有や連携したことができたらいいなあ~と思っていたので、軽~い気持ちで声をかけてみまたことがきっかけです。
お二人の隊員とも快く引き受けて下さり、何回ものハングアウト会議で内容を詰めてきました。運のいいことにパンパグランデの隊員の城井さんは、市役所の現職参加で派遣されていて、日本で「議会だより」等の広報経験がおありでした!
これぞ!とばかりに彼女に原稿案、レイアウト、編集などを任せてしまいました。実際にコマラパ、バジェグランデ、パンパグランデの記事を集め、城井さんの所に集まってくるとだんだん事情が分かりかけてきました。
私もそうですが、原稿を依頼されたらテーマや内容に意識がいき「あれも書きたい、これも書きたい~」と思うがままに筆を走らせます。

城井さんは「私がまとめちゃってもいいんだけど、帰国した後に誰かがやる、というより記事 を書く人がきちんとした形で出すことで編集の仕事が少なくなり負担が減りますよね」とちゃんといなくなった後のことも最初から考えておられました。
その後、字数内に収める作業が始まりました。と言っても私は中継役のみでしたが、担当者たちは「新聞というものは字数内に収める事が重要なんだ」ということが理解できたような気がします。
結局、城井さんの作業は膨大になってしまい、ラインの書き込みを見ていると昼夜、週末なしで作業されていたみたいです。きちんとしたものを作ろう、というはっきりとした意思が伝わってくる連絡内容でした。
ニュースレターなど書いたこともない高校生と、しかも3市合同での作業でしたが、経験豊かな城井さんのおかげで、テーマの決定、取材、編集、発行までとてもスムーズにいったと思います。
このニュースレターを通じて、それぞれの市の学生記者たちが環境に対して関心を持ってもらい、それが友達や家族に広がり、市民みずからの活動が発生すればいいなあ、という淡い期待もあります。
また城井さんにおんぶに抱っこかもしれませんが、今後も継続してニュースレターを作っていきたいと思っています。
今号の主要な内容は以下のとおりです。
★私たちの町、私のお気に入りスポット(コマラパ、バジェグランデ、パンパグランデ各市)
★各市の最終処分場の取材
★今回取材に関わった学生リスト
次の発行日は6月27日です、各市 50部から100部を作成し、学校や掲示板に貼る予定です。


瀧本里子さんのPLAZA_BOLIVIAへの近況投稿より
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