バジェ・グランデでの活動

何もかも古く、歴史があるバジェ・グランデ

 

署名式で、桜を植えたのがとても印象深かったのか、会う人に紹介されると「桜を植えた人ね」と言われています。

Blog13.07.07

プロジェクト第一日目は、バジェグランデ市が2年前から独自で行っている50家族の分別、収集状況を確認しました。

先ずは、朝、収集トラックを取りに行くと見るからに年代物のトラック。聞いてみると私が生まれる1年前の代物です。(1975年)「ちゃんと、動くの?」と聞くと「もちろん!エンジンがかかればまだまだ使えるからね」・・・しかし、肝心のエンジンがかかりません。「里子・・・里子の車で引っ張ればすぐかかると思うんだけど・・」(いつもはどうしてるのだろう?)と思いつつ車を取りに走ります。

やっと車とトラックをつないで、引っ張ると いきなりブチッとロープが切れてしまいました。何度目かにやっと動き出します。その間 約1時間。やっと回収開始です。

「開始時間を必ず決めないと、市民との信頼がなくなるから、これは修正しないとだね」というと「もちろん!」と返事はいいです。さあ、各家庭にごみを回収し始めますが、コマラパではバケツが外に出ているのを走りながらトラックに開けていくのが、こちらでは、先ずは「トントン」とドアを叩き、家人が出てくるのを待ち「おはようございます。今日はいいお天気ですね」「そうねえ。昨日のラジオ聞いた?」など挨拶をしてからスタッフが家の中に入り、バケツを取ってきます。その間おばさんは運転席にいるスタッフとおしゃべり・・。運転席にはプロジェクトスタッフが座っているのですが「あなたは回収には加わらないの?」と聞くと「ブレーキを踏み続けていないとサイドブレーキがないから動いてしまうんだ」との事。そうですか・・・。

 マーケットに移動し、回収を行い始めます。マーケットのおばちゃんに「バケツでの分別はどうですか?」と聞くとみんな「とても手軽でいいよ。」と言ってくれます。周知、理解されているのを感じます。バケツの内容を見てもまあまあ、と言ったところです。今回のプロジェクトスタッフは2名ともとても優しい性格の人で、バケツの中身にプラスチックごみが入っていても「ちゃんと分別してください」と言わず黙って回収してきます。

 私が空けたばかりのバケツを見て「このバケツの人は誰?ちょっと来てもらってこれを見てもらおう」というとスタッフはちょっとびっくりした様子ですが私とおばちゃんのやりとりを見ていました。分かっているんだけど,めんどくさいのか、わかっていないのか、回収し続けたらわかってくるのでそれに対したフォローが必要です。

9時開始で11時終了、回収したのはたった21家族です。今は冬休み中なので家族数は減っているというのはありますが、コマラパなら2時間で400家族は行きます。これが今のバジェグランデのリズムなんだな・・と感じつつどうしたものか・・という所です。

バジェグランデ市は去年創立400周年でした。バジェス(渓谷地帯)の中でも一番古く歴史のある市で、40年ほど前にはかの有名なチェゲバラが殺害された場所でもあります。市の中には、チェの死体が洗われて安置された洗濯場や、遺体はないですが、お墓など観光名所となっている所もあります。(死体安置所はいまでもその目的で使われているのにはびっくりしました。瀧本父さんがチェの真似をして寝た所ですよ)

 何もかもが古く、歴史があり・・と言えば聞こえはいいですが、その回収トラックに始まり、DIFARのオフィスにある机を移動しようとすると机の脚が折れてしまいました。残る一つのテーブルもとても傾いていて物を乗せると滑り落ちます。

鍵のかけ方は取手ごと取ってしまうというやり方で、(コピーができません・・)取手を持ち歩く。もうジョークの連続です。
今のDIFARのオフィスはラプンツェルの塔じゃないですけどとても高い場所に会って眺めは最高です。部屋の中に時計はありませんが、窓から直接協会の時計台の時計が私たちの壁時計です。

でも、こんな高くて目立たず、上るのに大変なオフィスは市民の誰も来てくれないので市長さんに他のオフィスを要請しないといけませんが…。

 とまあ、こんなスタートを切っていますがバジェグランデのリズムに合わせながら、計画を計画通り進めて行くように頑張りたいと思います。

 

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