懐かしいスタッフや市役所のみんなが「どこに行っていたの~?おかえり~」と迎えてくれました。「日本から何をもってきてくれたの?」と露骨に手を差し出してくるオジサンも・・・。
年末のゴミ回収の正念場ともいえる時期を私が不在でしたが淡々と仕事を進めてくれたみたいです。マーケットの回収は週3回、各家族の回収日は木曜日ですがなんと、クリスマス、お正月、祝日、全てが木曜日に重なってしまいましたが、スタッフは一日足りとも変更する事なく回収をしてくれたみたいです。
これには家族の人たちも驚いたみたいで、「何?今日は元旦だから来ないかと思った」と沢山の人に言われたそうです。でもスタッフは「DIFARは祝日であろうと、雨が降ろうと必ず回収日は守ります」と応えたとスタッフが言っていたのを聞いて思わず拍手をしました。
こういう事の積み重ねがユーザーの人との信頼関係を作っていくので、もう2年目にしてスタッフはしっかりと経営感覚を持っていると感じました。
バジェグランデは来月、カーニバルです。バジェグランデのカーニバルはボリビアではちょっと有名です。人口が3倍に膨れ上がるとも。
スタッフと来週、このキャンペーンについて企画をしようと思っています。
堆肥場は私が行く直前に引き渡しが行われたので、使われているのを見たのは昨日はじめてでした。

堆肥場に入るとまずは高さ3mくらいの堆肥の山が!まるで機械を使って積み上げたような高さです。匂いは?ハエは?
テンポラリーセンターの時に雨で問題になって水分調整がうまく行かず腐敗が進み、ハエや悪臭が起こっていましたが、新しい堆肥場では全くクリアできているようです。

日本で研修を行ったサバさんは、研修で習得した技術を早速活かし、日雇いやほかのプロジェクトスタッフにも床材の作り方、水分調整の仕方、堆肥の混ぜ方、温度の計り方等々、共有を行っていました。
他のスタッフもサバが、堆肥の材料配分を変えてから格段に匂いがなくなり温度が上がった、と驚いています。

サバさんは、橋本さんの所で冷や汗をかきながら受けたテストを、ぜひスタッフや堆肥技術を覚えたい皆にも受けてもらうと言っています。
ただ、コメの収穫状況からもみ殻の値段が高騰していて最後に購入した2倍以上になっています。在庫があまりないので早急に、代替できるものを探す必要があります。段ボールを粉砕して一部生ごみの水分吸収資材にできないか、と考えています。
また、各家族で、生ごみを家庭で堆肥化できる為にコチャバンバの榊原方式をぜひ導入したいと考えています。
PLAZA_BOLIVIA 里子さんの近況報告より
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