パンパグランデ市での活動

2017年10月11日

パンパグランデ市では、2016年からDIFARと協働で「農薬容器を含むごみリサイクルプロジェクト」を実施しています。

日常の活動の様子を写真でご紹介します。

こちらは市場の生ごみの回収風景です。

有機ごみのみが緑のバケツに入れられています。

これを毎週一回回収して、生ごみ堆肥にしています。

堆肥場で、土などほかの材料と生ごみを混ぜて、定期的に切り返しの作業をしますが、

現在はスタッフの手でこの作業が行われています。

 

こちらは、8月6日のボリビアの日の祝日に行われた、主要道路でのごみ拾いキャンペーンの様子です。

自治会のメンバーや、市役所スタッフが参加して、ポイ捨てされているごみを拾い集めました。

プラスチックのごみは、リサイクルできるものは分別して、

市内のリサイクルセンターに保管されています。

まとまった量ができたら業者に販売します。それまで、種類別に分けて保管されています。

そして学校での環境教育も大切な活動の一つです。

この日は、市内のP小学校の4年生が、ごみがリサイクルされる手順を勉強しに、リサイクルセンターを見学に訪れました。

こちらの学校では、事前に全生徒と先生に向けてごみの分別に関する講習会を開催しました。

こちらが講習会の様子です。

地道な啓発活動によって、学校でのごみの分別が定着し、

また家庭でもリサイクルの習慣が広がっていくことを願っています。

 

DIFARでは、持続可能な社会実現のためにボリビアにて実施しているごみのリサイクル事業をサポートしてくださる会員様、ボランティア様を募集しております。

活動へのご寄付、書き損じはがきや切手でのご寄付も大変ありがたいです。

会員募集やご寄付の詳細はこちらです。

活動に対するコメントや、皆様からいただく温かいお声も活動への力となります!

ぜひ こちらから お声を届けてください。

いつも読んでいただき、ありがとうございます。

2017年10月10日

パンパグランデ市はボリビア、サンタクルス県のバジェ地方にある人口1万人の小さな町です。

2013年に青年海外協力隊の環境隊員が赴任し、精力的に活動され、

2016年からパンパグランデ市とDIFARが協働して地球環境基金から予算をいただき、

農薬容器を含む廃棄物リサイクルシステム導入のプロジェクトを実施しています。

農薬容器の回収プロジェクトは、DIFARの事業ではじめての取り組みです。

 

市役所のスタッフ、アレックスさんが農薬容器回収の担当をされています。

このような、わかりやすいパンフレットを配って、

農薬容器の3回洗浄を呼びかけています。

「友人や生産者のみなさん、この7つの手順でお金を節約するだけでなく、一番大切なあなたや私たちみんなの健康を守ることができます!しかも環境を汚染することもないのです!」

とパンフレットに書かれています。

パンパグランデ市は農業が盛んな町で、人口の8割が農業従事者です。

農薬の使用も盛んですが、使用した後の農薬容器の処理のことまできちんと啓発がされていなかったため、

あちらこちらに使用後の農薬容器がほったらかしになっていました。

2016年に事業が開始されてから、昨年だけで1500㎏の農薬容器を回収することができました。

 

回収のために、こちらのかごが設置されました。

こちらは設置前のかごです。

これをトラックに積んで、コミュニティのアクセスしやすいところに設置します。

そして年に4回、農薬容器回収キャンペーンをポスターで呼びかけます。

各集落を周り、啓発活動も行います。

最初は「市役所が農薬容器を回収して金儲けをしようとしている」と住民から疑いのうわさが流れたりもしました。

疑いを晴らすために、なぜ農薬容器の回収が必要なのか、

農薬容器を使ったまま放っておくとどんな被害があるかを丁寧に説明し、農家の方の誤解を解いていきます。

キャンペーン後の回収の風景です。

農家の方々が農作物を運ぶ袋に使用後の農薬容器を集めて、かごに入れておいてくれます。

あつまった使用後の農薬容器を、市役所のトラックで回収します。

このような地道な活動によって、少しずつパンパグランデ市では使用後の農薬容器の放置が改善されています。

次回の報告では、パンパグランデ市での環境教育や有機ごみの分別回収の様子をお伝えしたいと思います。

 

DIFARでは、持続可能な社会実現のためにボリビアにて実施しているごみのリサイクル事業をサポートしてくださる会員様、ボランティア様を募集しております。

活動へのご寄付、書き損じはがきや切手でのご寄付も大変ありがたいです。

会員募集やご寄付の詳細はこちらです。

活動に対するコメントや、皆様からいただく温かいお声も活動への力となります!

ぜひ こちらから お声を届けてください。

いつも読んでいただき、ありがとうございます。

 

2016年11月22日

いつもDIFAR(ディファル)の活動を応援してくださり、ありがとうございます!

地球環境基金から助成をいただいて、ボリビア・パンパグランデ市とDIFARが協働で実施している

「農薬容器を含むごみのリサイクルプロジェクト」。

現地から、以前にこちらでお知らせしたクラウドファンディングで皆さんから寄付していただいた支援金で

無事に軽トラックを購入することができたとの報告がありました。

長く使ってもらえるようにと、日本車の軽トラックが購入されました。

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パンパグランデ市で活動する城井さん、サンタクルス市内の販売店で契約後の様子です。

今まで市役所のトラックを借りて農薬容器の回収や学校のごみの回収を行っていましたが、

今後はこの軽トラックでより効率的にごみの回収ができることになります。

 

青年海外協力隊の城井さんの任期も残すところ4ヶ月となりました。

今年は彼女が中心となってパンパグランデのプロジェクトを進めてくださっていましたが、

来年度からはまた新たな体制でプロジェクトが引き継がれていきます。

今年一気に広がった環境教育、農薬容器回収、学校でのごみの分別回収が今後も継続され、現地の環境が少しでもよくなりますように、

応援よろしくお願いします。

2016年11月4日

いつもDIFAR(ディファル)の活動を応援してくださり、ありがとうございます^^

地球環境基金から助成をいただいて、ボリビア・パンパグランデ市とDIFARが協働で実施している

「農薬容器を含むごみのリサイクルプロジェクト」にて、

青年海外協力隊の環境隊員として、パンパグランデ市役所で活動に携わっておられる城井さんより、

以前にこちらでもお知らせしたクラウドファンディングの結果について、

ご報告がありました。

以下は、城井さんからのご報告です。

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みなさん、こんにちは。

南米ボリビアのパンパグランデ市で環境教育隊員として活動している城井香里です。

 

9月のDIFAR通信でクラウドファンディングについてのご案内とご協力のお願いをさせていただいていたのですが、おかげさまで無事に目標額を達成することができましたことをここにご報告いたします。

 

(クラウドファンディングとは、インターネット上で支援金を募る方法で、私の場合はパンパグランデ市で資源ごみや農薬容器回収のための軽トラックを購入する資金を呼びかける内容のものでした。)

 

資金をご支援いただいたみなさま、Facebookのソーシャルネットワークでシェアをして応援いただいたみなさまにお礼申し上げます。パンパグランデ市長をはじめ、同僚の職員もこのことを大変喜んでおります。

 

今後のスケジュールですが、支援いただいた金額は11月10日にクラウドファンディング運営会社から手数料18.36%を差し引かれた分が私の口座へ振り込まれる予定です。

 

11月中旬に軽トラックを購入する手続きをします。

 

みなさまからの支援金を大切に使わせていただきます。

本当にありがとうございました。

pampagrande

教室の分別ごみ箱で回収した資源ごみ(紙)を学校の大きなごみ箱へ移す生徒

 

2016年11月2日

パンパグランデ市にて

城井香里

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*READYFORからもお知らせが届きました。

READYFOR https://readyfor.jp/
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あなたがお気に入りしたプロジェクト「南米ボリビアで資源ごみを回収する軽トラックを購入したい」からお知らせがあります。
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タイトル:パンパグランデ市長からの挨拶
新着情報:市長から、ご支援いただいた皆様へ向けたメッセージビデオをいただきましたので、YOUTUBEにアップしましたので、もしよろしければご覧ください。 https://youtu.be/3geWDbDhXBk

続きを見る / コメント はこちらから
https://readyfor.jp/projects/PAMPAGRANDE/announcements/44491

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*事務局より

クラウドファンディングにご協力くださり、ありがとうございました。

青年海外協力隊環境隊員としてパンパグランデ市で活動中の城井さんの活動の様子は、

城井さんのブログhttps://kiikiipappa.wordpress.com/

にてご覧いただけます。

 

2016年8月29日

みなさん、こんにちは。青年海外協力隊の環境教育隊員として南米ボリビアのパンパグランデ市役所に派遣されています、城井香里といいます。

8月9日より9月28日(午後11時)までクラウドファンディングにチャレンジしています。クラウドファンディングというのは、インターネット上で広く寄付を募るもので、私の場合は資源ごみを回収する軽トラックを購入する資金を募っています。

パンパグランデ市のごみを回収するトラックは日本のようなごみを圧縮するものではなく、4トントラックの荷台に積み上げながら週3回のペースで回収しています。

地球環境基金の助成金をDIFARを通じて行い、その決定を受けて今年の8月17日から学校における資源ごみの回収を開始しました。これは環境教育の一環としてまず教育現場の学校から資源ごみ回収を始め、その教育を生徒が家族や親せきに伝えていくという効果を期待しています。

その資源ごみの回収ですが、一台しかないトラック(レンタカー)を資源ごみの回収に使わせてもらうことになっているのですが、事前に使用の約束をしていても後から申請した人に貸していたり、トラックがあっても運転手がいなかったり、運転手を見つけても時間が限られていたり、様々な要因で回収に苦労しており、決められた曜日のとおりに回収できずにいます。

また、一度にかかるレンタル費用は地球環境基金の助成金でまかなっているのですが、この助成金が終了した後も回収を継続するためには資源ごみ回収用の軽トラックが必要です。

この軽トラックがあれば、助成期間終了後のレンタカー費用の予算確保ができるかどうかの心配も払拭できますし、資源ごみ回収業務を最優先に使用でき、普通免許で乗ることができるので運転手が空いた時間のみの回収でなく、自分たちで回収することができるので決まった曜日に回収することが可能になります。

農薬容器の回収を年に4回、全24日間の予定で実施するのですが、その際にも軽トラックがあれば未舗装の山道を50kmほど入った山奥のコミュニティへの回収もスムーズになります。

もしご協力いただける方は、下記のホームページにて寄付を受け付けておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

「南米ボリビアで資源ごみを回収する軽トラックを購入したい」READY FOR

https://readyfor.jp/projects/PAMPAGRANDE

城井香里(きいかおり)

kiikiipappa@gmail.com

2016年6月7日

パンパグランデ市役所で活動中の青年海外協力隊環境教育隊員 城井さんより、活動報告が届きました。

プロジェクトが動き始め、講習会の準備、必要物資の購入、印刷物のデザイン、各団体との打ち合わせなど、精力的に活動されている様子が伝わります。

 

【農薬容器の回収について】パンパグランデ

6月1日、農薬容器のCM撮影をパンパグランデの小学校6年生と行いました。

この小学校に6年生は9人しかいません。1人風邪をひいて撮影に来れず、先生と8人の生徒で撮影を実施しました。

顔が緑にメイクされた生徒は、農薬容器が妖怪に化けた設定のためです。

CMのメッセージとしては、「農薬容器は専用の集積所に捨てよう」というものです。

現在、ビデオ編集中です。

 生産者に対する講習会は6月27,28,29日のいずれか2日間の日程でテンブラデーラの地域(7村、14名参加予定)を対象に実施する予定です。

【学校・市場における分別回収について】

学校における分別回収について

5月25日に教育委員長と打ち合わせて、冬休み明けの第1週目に教員向けの講習会を行うことになりました。

6月中に実施したかったのですが、6月はスポーツ大会があるとのことで難しいとのことでした。

7月18日から22日の5日間にかけて教員の担当する学年ごとにグループ分けをして講習会を実施する計画にしています。このため、学校における分別回収実施は7月下旬から8月初旬開始となる見込みです。

ただ、市役所・DIFAR・PLAGBOLによる合意書を6月7日に締結予定の為、まだ教育委員会へ正式な依頼書を送付できていません。合意書を締結次第教育委員会へ正式に講習会の申請書を送付します。配布予定のパンフレットは講習会前までに印刷完了する予定で、城井がカウンターパートと共同でデザインを考えています。また、各学校へ設置する予定のごみ箱を里子さんがサンタクルスの会社へ赴き、発注してくださいました。6月10日以降に納品予定です。

【市場における分別回収について】

生ごみ用のごみ箱を6月中に発注予定です。

【コンポストセンター建設について】

コンポストセンターの作業員は、市長が人材を募集している状態です。

コンポストセンターおよびリサイクルセンターについては7月初旬に建設が開始できる予定です。

2016年6月7日

パンパグランデ市は、バジェグランデ市から車で2時間ほどの場所にある、農業とくに野菜栽培が盛んな地域です。ここでは、野菜栽培に使われる農薬容器がきちんと破棄、回収されないまま、小さな子どもたちが捨てられている農薬容器に触れてしまったり、健康被害、土壌汚染、河川の水質汚染という危険な問題があります。この状況を目にして、ここで2年前から活動している青年海外協力隊の環境教育隊員が、DIFARと一緒になにかできないか、ということで、協力隊員が所属しているパンパグランデ市役所とDIFAR共同で、農薬容器回収のプロジェクトを立ち上げ、今年の1月に、地球環境基金助成金に応募しました。

時間が全くないなか、現地ではスタッフが夜通しで助成金申請書を書き上げ、応募。3月31日に採択の連絡があり、4月から、「ボリビア多民族国パンパグランデ市における 農薬容器を含む廃棄物リサイクルシステム導入プロジェクト」が動き始めました。

プロジェクトは3年間の予定で、プロジェクトが終わった後も市または第3セクターが廃棄物の回収とリサイクルを継続しておこなっていくことが最終目標です。

今年一年は、①使用済み農薬容器のリサイクルについての啓発活動

②市内での資源ごみ、有機ゴミの回収を推進し、農薬容器と合わせて資源ごみをリサイクル会社に販売する活動(資源ごみを販売し収入を得る事で最終処分場で投棄されるゴミが減少し、また資源ごみの販売収益を自立発展の一部とします。)

③市場や学校を対象にした分別の講習、実習の実施

が主な活動内容です。

早速現地から近況報告が届いたので、次回の記事でお届けします。