パンパグランデ市での活動

2016年6月7日

パンパグランデ市役所で活動中の青年海外協力隊環境教育隊員 城井さんより、活動報告が届きました。

プロジェクトが動き始め、講習会の準備、必要物資の購入、印刷物のデザイン、各団体との打ち合わせなど、精力的に活動されている様子が伝わります。

 

【農薬容器の回収について】パンパグランデ

6月1日、農薬容器のCM撮影をパンパグランデの小学校6年生と行いました。

この小学校に6年生は9人しかいません。1人風邪をひいて撮影に来れず、先生と8人の生徒で撮影を実施しました。

顔が緑にメイクされた生徒は、農薬容器が妖怪に化けた設定のためです。

CMのメッセージとしては、「農薬容器は専用の集積所に捨てよう」というものです。

現在、ビデオ編集中です。

 生産者に対する講習会は6月27,28,29日のいずれか2日間の日程でテンブラデーラの地域(7村、14名参加予定)を対象に実施する予定です。

【学校・市場における分別回収について】

学校における分別回収について

5月25日に教育委員長と打ち合わせて、冬休み明けの第1週目に教員向けの講習会を行うことになりました。

6月中に実施したかったのですが、6月はスポーツ大会があるとのことで難しいとのことでした。

7月18日から22日の5日間にかけて教員の担当する学年ごとにグループ分けをして講習会を実施する計画にしています。このため、学校における分別回収実施は7月下旬から8月初旬開始となる見込みです。

ただ、市役所・DIFAR・PLAGBOLによる合意書を6月7日に締結予定の為、まだ教育委員会へ正式な依頼書を送付できていません。合意書を締結次第教育委員会へ正式に講習会の申請書を送付します。配布予定のパンフレットは講習会前までに印刷完了する予定で、城井がカウンターパートと共同でデザインを考えています。また、各学校へ設置する予定のごみ箱を里子さんがサンタクルスの会社へ赴き、発注してくださいました。6月10日以降に納品予定です。

【市場における分別回収について】

生ごみ用のごみ箱を6月中に発注予定です。

【コンポストセンター建設について】

コンポストセンターの作業員は、市長が人材を募集している状態です。

コンポストセンターおよびリサイクルセンターについては7月初旬に建設が開始できる予定です。

2016年6月7日

パンパグランデ市は、バジェグランデ市から車で2時間ほどの場所にある、農業とくに野菜栽培が盛んな地域です。ここでは、野菜栽培に使われる農薬容器がきちんと破棄、回収されないまま、小さな子どもたちが捨てられている農薬容器に触れてしまったり、健康被害、土壌汚染、河川の水質汚染という危険な問題があります。この状況を目にして、ここで2年前から活動している青年海外協力隊の環境教育隊員が、DIFARと一緒になにかできないか、ということで、協力隊員が所属しているパンパグランデ市役所とDIFAR共同で、農薬容器回収のプロジェクトを立ち上げ、今年の1月に、地球環境基金助成金に応募しました。

時間が全くないなか、現地ではスタッフが夜通しで助成金申請書を書き上げ、応募。3月31日に採択の連絡があり、4月から、「ボリビア多民族国パンパグランデ市における 農薬容器を含む廃棄物リサイクルシステム導入プロジェクト」が動き始めました。

プロジェクトは3年間の予定で、プロジェクトが終わった後も市または第3セクターが廃棄物の回収とリサイクルを継続しておこなっていくことが最終目標です。

今年一年は、①使用済み農薬容器のリサイクルについての啓発活動

②市内での資源ごみ、有機ゴミの回収を推進し、農薬容器と合わせて資源ごみをリサイクル会社に販売する活動(資源ごみを販売し収入を得る事で最終処分場で投棄されるゴミが減少し、また資源ごみの販売収益を自立発展の一部とします。)

③市場や学校を対象にした分別の講習、実習の実施

が主な活動内容です。

早速現地から近況報告が届いたので、次回の記事でお届けします。