バジェ・グランデでの活動

2013年11月20日

 

バジェグランデから、ひろみさんより活動報告です。

 

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寒かったバジェグランデも、昼間は日差しが強くずいぶん暑くなりました。

 

今月は毎日講習会を実施しています。

9月から高校で、10月からは小学校で講習会を実施してきました。

先日最後の小学校での講習会がありました。

生徒の人数が多い学校の場合、教会の所有する劇場を借りて講習会を実施することが多いです。学校の雰囲気にもよりますが、生徒の数が多いとみんな集中力がきれてしまっておしゃべりが始まってしまうので、気合いが必要です。

主に講習会を進めるのが上手なリセが司会を担当します。

彼女ははっきりと大きな声で、表情豊かに、表現もシンプルにわかりやすく、そして面白く司会を進めるので、子供たちも楽しんで聞いています。本当に講習会を進めるのが上手で、見ている私にとっても勉強になります。

時にはサバや私も司会を務めています。やっぱり回を重ねるたびに上手になります。

途中には毎回マスコットのZorrro たちも出てきて、買い物の時にはかごやバックを持参しよう!とテーマの劇をします。劇をするのは、ボランティアの教員過程の学生さんたちが本当に上手、しかも毎回上手になっています。

Zorrroの中に入って劇をするのはおもしろいですが、暑い日は蒸れて本当に大変です。

講習会が終わって頭をはずしたときの爽快感はたまりません。

いつもボランティアの人たちも含めて、5人くらいのチームで小学校の講習会を実施してきました。

プロジェクトチームは毎回劇あり、ゲームありで楽しく子供たちに3Rについて学んでもらおうと工夫を重ねてきたので、最後の小学校での講習会が終わったときは、ほっとするとともに、達成感も感じたそうです。マイクの調子が悪く、ずっと使えない状態だったので、今までずっと司会を務めていたリセは「喉が痛かった…」とも。

学校での講習会は終了しましたが、まだまだ、各NGOや銀行などのオフィスや病院、市場での講習会が続きます。

学校に比べて規模が小さいので、話すときに喉がいたくなることはありませんが、仕事の時間内に行うので、簡潔にわかりやすく短時間で進めるように気をつけています。

毎回たくさんの質問や意見が交換される有意義な時間となっています。

市場では、売り手の人たちに集まってもらって、お客さんに買い物袋持参を呼びかけてもらうように話しています。

お客さんがたくさん袋を使うときは、日本のスーパーのように買い物袋を有料にしていきます。

各機関のオフィスでも4色のごみ箱を設置してもらって、リサイクルを実施していきます。

 

講習会へは、いつもプロジェクター、スクリーン、オーディオ機器、劇に使う小物、zorrroの被り物、アンケートのための道具など、たくさんの物を持っていきます。私たちはプロジェクトのための交通手段が用意されていないので、毎回荷物を持って歩いていきます。講習会を実施するメンバーが少ない場合は、2、3回オフィスと講習会の場所を行き来します。

たまに見かねて、市役所の人で車を持っている人が送っていってくれたりもしますが、基本的にはいつも徒歩です。

無料の体力作りだと思って歩いています。リセはジーンズのサイズが一つ小さくなった!と喜んでいます。が、一日に3回も4回も講習会がある日は本当に大変で、一日が終わるとくたくたになっています。

そして、11月から毎週土日の市場での分別キャンペーンがはじまりました。

土日の朝6時から、市場の野菜売り場の一角に4色の分別ごみ箱を並べて、市場に訪れる人たちに分別を知ってもらおうと呼びかけています。土日はバジェグランデの集落部からもたくさんの人が訪れるので、プロジェクトを知ってもらういい機会となっています。

中には、講習会で訪れた小学校の子供が、学校で覚えた分別をお父さんお母さんに教える場面も。嬉しい瞬間です。

毎週キャンペーンをしているうちに、市場の売り手のおばちゃんたちも分別を覚えてくれて、説明なしでそれぞれのごみ箱に分別してごみを捨ててくれています。プロジェクトメンバーは休み返上で、がんばっています。

 

これからも講習会と市場でのキャンペーンの日々が続きます。

体調管理に気をつけていきたいと思います。また、報告します。

 

写真1、2 劇場での講習会の様子

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写真3 サバが最近直ったバイクでスクリーンを運ぶ様子

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2013年11月1日

DIFARと市役所が共同で実施しているバジェ・グランデでのごみリサイクルプロジェクトが始まってから、5か月が経過しました。

現時点で市内の学校での講習会は95%終了。

具体的には17校の小学校、5校の高等学校(ボリビアでは日本の中学と高校が一緒になっています)で講習会を行いました。

11月末から1月末までは学校が夏休みに入るので、今後は市内の事業所を対象に講習会を行っていく予定です。

こちらの写真は幼稚園での保護者向け講習会にて。

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真剣な表情でアンケートを記入する参加者の皆さん。

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こちらは小学校での講習会。買い物のとき、袋をもらいすぎる悪い例のお芝居をしています。

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その後ZORRROたちが、買い物のときはエコバックやかごを持参すると良いことを子どもたちに伝えます。

 

 

 

 

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熱心にお芝居に見入る子どもたち。ZORRRO大活躍中です!

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最後の写真はプロジェクトに参加している高校の一つ、Sor Anitaの生徒たちが校内のゴミ拾いをしている様子です。

ポイ捨てされていたごみの大半は、休み時間中に食べるお菓子の包み、プラスチックカップなど。

集まったゴミは写真の青い袋4袋分にも及びました!!

ごみ拾いのあと、各教室を回って、ごみはごみ箱へ捨てるように約束しました。

講習会以外に、こんな活動もしながら、バジェグランデ市民への啓発活動を続けています。

2013年10月29日

前回に引き続き、バジェ・グランデにおいて現在進行中の“ごみリサイクルプロジェクト”のスタッフを紹介します。

◎Porfidio Pamos Avalos
(ポルフィディオ・パモス・アバロス)
通称“アブエロ”(「おじいさん」の意)

ポルフィディオさん

バジェ・グランデ出身。1955年生まれ。

先日紹介した“サバ”の仕事のパートナーとして、いつも一緒に生ごみの回収や堆肥作りの材料集めをしています。
有機廃棄物処理の仕事に関わって今年で4年。
優しくて、力持ち。頼りになる存在です。

◎浦田 広美
(Urata Hiromi)

ひろみさん

 

滋賀県出身。大学は美術科を卒業。
先住民の生き方について興味をもっていた頃、青年海外協力隊の存在を知り、
2010年から2012年まで青年海外協力隊村落開発普及員として、
ボリビア・チュキサカ県にあるプレスト村でリサイクルに関わる活動をしていた彼女。
2013年よりボランティアスタッフとしてDIFARに関わってくれ、
9月から6か月間、バジェ・グランデのリサイクルプロジェクトでインターンとして学びながら、
活動を手伝ってくれています。

DIFARには、他にも講習会の運営を手伝ってくれている5名の大学生ボランティアスタッフがいます。
彼らの紹介も載せようと思ったのですが、
現在卒業論文の作成等で忙しいということなので、
また後日掲載しようと思います。

2013年10月25日

前回のブログで掲載したDIFARスタッフのうちから、今日は2名を紹介したいと思います。

◎Sabath Enrique Galvis Justiniano
(サバ・エンリケ・ガルビス・フスティニアーノ)
通称“サバ”

サバさん

バジェ・グランデの出身。

専門は「代替エネルギー」で、バジェ・グランデ市の廃棄物処理プロジェクトには既に3年関わっています。
これまでは市の職員として働いていましたが、
今年10月からはDIFARのスタッフとして勤務するようになりました。
7か月になる娘の父親でもあります。
DIFARの現地スタッフの中で中心的な役割を担ってくれています。

◎Licet Menacho Gutierrez
(リセ・メナチョ・グティエレス)
通称“リセ”

リセさん

バジェグランデから64キロの場所に位置するAlto Seco(アルト・セコ=“高く乾燥している”という意味)という村の出身。
奨学金を受けて、コスタリカの大学(Escuela de Agricultura de la Region de Tropico Humedo)を2012年に卒業。
農業科学の学士号を持った農学者です。
2013年からは出身地であるAlto Secoで、プラム栽培の技術を教えていましたが、
10月から市の職員として、廃棄物リサイクルプロジェクトに関わり、DIFARと仕事をしています。
歩くことと、自然の中で過ごすことが好きなのだそう。
モットーは、「何かをすることに決めたら、前向きで強い気持ちさえあれば、いつでもそれをやり遂げることができる」、
と語ってくれました。

スタッフ紹介は次回へ続きます。

2013年10月14日

バジェ・グランデで始まった“ごみリサイクルプロジェクト”。
このプロジェクトを進めていく上で大事な取り組みの一つが、
市民の皆さんへの講習会の実施です。

「なぜごみのリサイクルが必要なのか?」
「そもそもリサイクルって何か?」
「学校で、職場で、家庭で、どのようにリサイクルに取り組めば良いのか?」
「リサイクルに取り組むことで私たちの生活にどんな良い影響が生まれるのか?」

などなど。

プロジェクトを成功させるためには、
まず参加者である市民のみなさんの心を動かし、
このプロジェクトの意義に共感してもらわなければなりません。
そのためにも、この講習会はとても重要な役割を担っています。

講習会の様子については9月からみなさんにおしらせしてきましたが、
今日はその講習会を担当しているスタッフたちをご紹介します。

こちらがそのスタッフのみんなの写真です。

後列の一番右にいるのが一連の講習会で中心的な役割をになってくれているSABATH(サバ)さん。
その隣にいるのがJICA青年海外協力隊OGで、現在インターンとして活動してくれている広美ちゃんです。
そして広美ちゃんの前にいるのが私。
その他スタッフについても後日ご紹介していきたいとおもいます。

講習会スタッフ2

下は市役所内にあるDIFAR事務所で行われている打ち合わせの風景。
スペースが狭いので、機材を外に出して行っています。

打ち合わせの様子

講習会終了後は反省会も行い、上手くいった点や改善点を話し合って次の講習会につなげています。

講習後の反省会

9月と10月は市内の小中学校を中心に講習会を実施しましたが、
チームワークが良く、とてもいい雰囲気で仕事を進めることができているので、
この調子でこれからも進めていきたいとおもっています。

2013年10月10日

DIFARが現在バジェグランデで行っている生ごみリサイクルプロジェクトでは、
イメージキャラクターを公募していました。
その結果、選ばれたのがこちらのキャラクター!

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名前はZORRRO(ソロ)です。

ソロは、スペイン語でキツネを意味します。
通常の綴りはZORROですが、”3R”にもじり、ZORRROにしました。
バジェグランデにあるソルアニッタ学校の生徒のアイディアです。

早速、保育園の子どもたちに出前講習会を行いました。

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こちらはペットボトルを集めるZORRRO。

Blog DIFAR10

 

子どもたちの目線はZORRROに釘づけでした。

バジェグランデ初のキャラクターZORRRO!
今後も大活躍の予感です!!

下は講習会で真剣にビデオを見ている子どもたちの様子です。

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2013年9月21日

バジェグランデにあるカバジェロ学校では、生徒たちが現在生ごみ堆肥作りに挑戦しています。
(ちなみにカバジェロとは、スペイン語で”Caballero”=”紳士”という意味です。)

学校では毎週木曜日に生ごみを集め、堆肥づくりに利用します。
下はその生ごみ集めの様子。

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こちらは集めた生ごみを使って、堆肥を作っている生徒たちの様子です。
この日は暖かくなり、ポカポカとした陽気の中で作業するのは気持ちがよかったです!
写真に見えるように、堆肥の山はいくつかあり、
各クラスが一つずつ堆肥の山を管理しています。

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今月は、日本から堆肥専用の温度計も到着しました。
今まではガラス製のものを使っていたのですが、何回も折れてしまい、
最近はやむを得ず人用の体温計を使っていましたが、短くてとても不便だったので、
日本から届いた堆肥専用温度計は早速大活躍しています。

2013年9月19日

8月にお伝えしたMMカバジェロ学校での講習会に引き続き、

9月に入ってからもバジェグランデでは、“生ごみリサイクル事業”についての講習会を続々開催しています。

下の写真はリセロ学校で行った講習会の様子す。みんな真剣な表情で話を聞いてくれました。

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こちらはモンセニョルフリオテラサ校の父兄を対象に行った講習会の様子です。

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続いて夜間学校、セマ校での講習会の様子。
こちらでは4クラス合同での開催となりました。

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講習会には、バジェグランデの市長さんにもできるだけ参加してもらっています。
このプロジェクトはもともと市長さんが発起し、スタートしたものなので、
参加者の皆さんにも直接その経緯を説明してもらい、
市民の皆さんのプロジェクトへの理解を深めてもらっています。

市長さんはとても話し上手。
市長さんが来ると、会場にはリラックスした空気の中にもピリッと引き締まった空気が生まれ、
とても良い雰囲気で講習会が進むので、できるだけ参加してもらえるようお願いしています。

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2013年9月14日

日本の中部JICAで今月18日から11月4日まで行われる予定の 3R講習会について新しいニュースです。
今回の研修は南米5か国から9人の枠で参加の予定ですが、9名の内ボリビアからは2名(内一名はフロイラン)ですでにラパスで今日オリエンテーションがあり、16日には日本に向けて出発です。

ところが、昨日JICAの研修担当の方から連絡があり「一名他国でキャンセルになったので早急にバジェグランデから一人出せないか」という連絡がありました。

市長という事も考えましたがこの際、コマラパでずっとこのごみプロジェクトに携わっているイポリト君が行けば(彼も市役所ではフロイランと同じ立場)バジェ・グランデとコマラパを含むバジェ地方全体のレベルアップにつながるのではないかと思い、その線で進めています。

きちんと書類を早急に提出すれば、行けることになりそうです。

また、この件についても共有させていただきますね。

ここにきて急速にバジェ地方と日本がつながる感じがしてうれしいです。

そして、JICAの協力隊調整員からは、来年の7月頃(25年1次隊)でバジェに何名か派遣の予定というのを聞いています。

 

2013年8月20日

今週はバジェグランデから4名のスタッフと共にサンタクルスのリサイクル会社の見学を行っています。

 

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 サンタクルスの工場地帯の中にリサイクル会社もあるのですが、一番最初に見学した「EMPACAR-エンパカル」というプラスチックボトルのリサイクル会社は入口からキチンと衛生的にも、安全面もコントロールされ、担当のジョバンニさんのオフィスには会社が扱っているボトルが整然と並べられていました。
リサイクル工程は企業秘密なので見学は出来ませんでしたが、どんなペットボトルをリサイクルしているかを丁寧に説明してくれました。
バジェグランデで行う予定のキャンペーンなどを説明するととても意欲的に、「もしコンスタントに送ってくれるなら出来る事で、支援しよう」という事も言ってくれました。
スタッフも「結構、いい値段だね。僕たちで資源ごみの回収業者になろうか?」と取らぬ狸の皮算用をして「僕、社長」「僕、副社長」と盛り上がっています。
次に、見学した同じペットボトルリサイクル会社の「PANTANALパンタナル」は車を降りた時からすごい異臭が漂い、全く前の会社とは違う雰囲気。
あれ?ここはゴミ捨て場?と見間違うほどの風景で足の踏み場もありません。
前の会社が分別の説明をパネルで行ったのに比べこの会社は直接分別している所に行って、説明してくれました。(前の会社は立ち入り禁止)
この道のプロというお姉さんらしき人が私たちでは到底見分ける事のできない同じプラスチック製のバケツを叩いて音で「これはリサイクルできるけどこれはできない」と説明してくれました。
バケツをナイフで切ると、断層がポリエチレンが混ざっていたりPVCが混ざっていたりするのが分かり、混じっているとまリサイクルできないそうでそれを音で見分けるのです。すごいですね。
前の会社がきちんと清潔で分別したもののみを受け取るのに対して、こちらは細かい分別は求めないという違いがありました。(値段も安い)
バジェグランデ市民がどれくらい分別のレベルに対応できるかにより会社のオプションがあるという事がわかりました。
社会見学はとても良いです。みんなが行けるわけではないので、社会見学を通してスタッフが感じる「へえ~、すごい、こんなことをボリビアがやっているんだ」という感動を活動に表せていけたらと思います。
明日からバジェグランデに出発なので、またレポートします。