バジェ・グランデでの活動

2013年10月29日

前回に引き続き、バジェ・グランデにおいて現在進行中の“ごみリサイクルプロジェクト”のスタッフを紹介します。

◎Porfidio Pamos Avalos
(ポルフィディオ・パモス・アバロス)
通称“アブエロ”(「おじいさん」の意)

ポルフィディオさん

バジェ・グランデ出身。1955年生まれ。

先日紹介した“サバ”の仕事のパートナーとして、いつも一緒に生ごみの回収や堆肥作りの材料集めをしています。
有機廃棄物処理の仕事に関わって今年で4年。
優しくて、力持ち。頼りになる存在です。

◎浦田 広美
(Urata Hiromi)

ひろみさん

 

滋賀県出身。大学は美術科を卒業。
先住民の生き方について興味をもっていた頃、青年海外協力隊の存在を知り、
2010年から2012年まで青年海外協力隊村落開発普及員として、
ボリビア・チュキサカ県にあるプレスト村でリサイクルに関わる活動をしていた彼女。
2013年よりボランティアスタッフとしてDIFARに関わってくれ、
9月から6か月間、バジェ・グランデのリサイクルプロジェクトでインターンとして学びながら、
活動を手伝ってくれています。

DIFARには、他にも講習会の運営を手伝ってくれている5名の大学生ボランティアスタッフがいます。
彼らの紹介も載せようと思ったのですが、
現在卒業論文の作成等で忙しいということなので、
また後日掲載しようと思います。

2013年10月25日

前回のブログで掲載したDIFARスタッフのうちから、今日は2名を紹介したいと思います。

◎Sabath Enrique Galvis Justiniano
(サバ・エンリケ・ガルビス・フスティニアーノ)
通称“サバ”

サバさん

バジェ・グランデの出身。

専門は「代替エネルギー」で、バジェ・グランデ市の廃棄物処理プロジェクトには既に3年関わっています。
これまでは市の職員として働いていましたが、
今年10月からはDIFARのスタッフとして勤務するようになりました。
7か月になる娘の父親でもあります。
DIFARの現地スタッフの中で中心的な役割を担ってくれています。

◎Licet Menacho Gutierrez
(リセ・メナチョ・グティエレス)
通称“リセ”

リセさん

バジェグランデから64キロの場所に位置するAlto Seco(アルト・セコ=“高く乾燥している”という意味)という村の出身。
奨学金を受けて、コスタリカの大学(Escuela de Agricultura de la Region de Tropico Humedo)を2012年に卒業。
農業科学の学士号を持った農学者です。
2013年からは出身地であるAlto Secoで、プラム栽培の技術を教えていましたが、
10月から市の職員として、廃棄物リサイクルプロジェクトに関わり、DIFARと仕事をしています。
歩くことと、自然の中で過ごすことが好きなのだそう。
モットーは、「何かをすることに決めたら、前向きで強い気持ちさえあれば、いつでもそれをやり遂げることができる」、
と語ってくれました。

スタッフ紹介は次回へ続きます。

2013年10月14日

バジェ・グランデで始まった“ごみリサイクルプロジェクト”。
このプロジェクトを進めていく上で大事な取り組みの一つが、
市民の皆さんへの講習会の実施です。

「なぜごみのリサイクルが必要なのか?」
「そもそもリサイクルって何か?」
「学校で、職場で、家庭で、どのようにリサイクルに取り組めば良いのか?」
「リサイクルに取り組むことで私たちの生活にどんな良い影響が生まれるのか?」

などなど。

プロジェクトを成功させるためには、
まず参加者である市民のみなさんの心を動かし、
このプロジェクトの意義に共感してもらわなければなりません。
そのためにも、この講習会はとても重要な役割を担っています。

講習会の様子については9月からみなさんにおしらせしてきましたが、
今日はその講習会を担当しているスタッフたちをご紹介します。

こちらがそのスタッフのみんなの写真です。

後列の一番右にいるのが一連の講習会で中心的な役割をになってくれているSABATH(サバ)さん。
その隣にいるのがJICA青年海外協力隊OGで、現在インターンとして活動してくれている広美ちゃんです。
そして広美ちゃんの前にいるのが私。
その他スタッフについても後日ご紹介していきたいとおもいます。

講習会スタッフ2

下は市役所内にあるDIFAR事務所で行われている打ち合わせの風景。
スペースが狭いので、機材を外に出して行っています。

打ち合わせの様子

講習会終了後は反省会も行い、上手くいった点や改善点を話し合って次の講習会につなげています。

講習後の反省会

9月と10月は市内の小中学校を中心に講習会を実施しましたが、
チームワークが良く、とてもいい雰囲気で仕事を進めることができているので、
この調子でこれからも進めていきたいとおもっています。

2013年10月10日

DIFARが現在バジェグランデで行っている生ごみリサイクルプロジェクトでは、
イメージキャラクターを公募していました。
その結果、選ばれたのがこちらのキャラクター!

Blog13.10.14(6)

 

名前はZORRRO(ソロ)です。

ソロは、スペイン語でキツネを意味します。
通常の綴りはZORROですが、”3R”にもじり、ZORRROにしました。
バジェグランデにあるソルアニッタ学校の生徒のアイディアです。

早速、保育園の子どもたちに出前講習会を行いました。

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こちらはペットボトルを集めるZORRRO。

Blog DIFAR10

 

子どもたちの目線はZORRROに釘づけでした。

バジェグランデ初のキャラクターZORRRO!
今後も大活躍の予感です!!

下は講習会で真剣にビデオを見ている子どもたちの様子です。

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2013年9月21日

バジェグランデにあるカバジェロ学校では、生徒たちが現在生ごみ堆肥作りに挑戦しています。
(ちなみにカバジェロとは、スペイン語で”Caballero”=”紳士”という意味です。)

学校では毎週木曜日に生ごみを集め、堆肥づくりに利用します。
下はその生ごみ集めの様子。

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こちらは集めた生ごみを使って、堆肥を作っている生徒たちの様子です。
この日は暖かくなり、ポカポカとした陽気の中で作業するのは気持ちがよかったです!
写真に見えるように、堆肥の山はいくつかあり、
各クラスが一つずつ堆肥の山を管理しています。

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今月は、日本から堆肥専用の温度計も到着しました。
今まではガラス製のものを使っていたのですが、何回も折れてしまい、
最近はやむを得ず人用の体温計を使っていましたが、短くてとても不便だったので、
日本から届いた堆肥専用温度計は早速大活躍しています。

2013年9月19日

8月にお伝えしたMMカバジェロ学校での講習会に引き続き、

9月に入ってからもバジェグランデでは、“生ごみリサイクル事業”についての講習会を続々開催しています。

下の写真はリセロ学校で行った講習会の様子す。みんな真剣な表情で話を聞いてくれました。

Blog13.09.14.

 

こちらはモンセニョルフリオテラサ校の父兄を対象に行った講習会の様子です。

Blog13.10.14.

 

続いて夜間学校、セマ校での講習会の様子。
こちらでは4クラス合同での開催となりました。

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講習会には、バジェグランデの市長さんにもできるだけ参加してもらっています。
このプロジェクトはもともと市長さんが発起し、スタートしたものなので、
参加者の皆さんにも直接その経緯を説明してもらい、
市民の皆さんのプロジェクトへの理解を深めてもらっています。

市長さんはとても話し上手。
市長さんが来ると、会場にはリラックスした空気の中にもピリッと引き締まった空気が生まれ、
とても良い雰囲気で講習会が進むので、できるだけ参加してもらえるようお願いしています。

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2013年9月14日

日本の中部JICAで今月18日から11月4日まで行われる予定の 3R講習会について新しいニュースです。
今回の研修は南米5か国から9人の枠で参加の予定ですが、9名の内ボリビアからは2名(内一名はフロイラン)ですでにラパスで今日オリエンテーションがあり、16日には日本に向けて出発です。

ところが、昨日JICAの研修担当の方から連絡があり「一名他国でキャンセルになったので早急にバジェグランデから一人出せないか」という連絡がありました。

市長という事も考えましたがこの際、コマラパでずっとこのごみプロジェクトに携わっているイポリト君が行けば(彼も市役所ではフロイランと同じ立場)バジェ・グランデとコマラパを含むバジェ地方全体のレベルアップにつながるのではないかと思い、その線で進めています。

きちんと書類を早急に提出すれば、行けることになりそうです。

また、この件についても共有させていただきますね。

ここにきて急速にバジェ地方と日本がつながる感じがしてうれしいです。

そして、JICAの協力隊調整員からは、来年の7月頃(25年1次隊)でバジェに何名か派遣の予定というのを聞いています。

 

2013年8月20日

今週はバジェグランデから4名のスタッフと共にサンタクルスのリサイクル会社の見学を行っています。

 

Blog13.08.22(2)

 

 サンタクルスの工場地帯の中にリサイクル会社もあるのですが、一番最初に見学した「EMPACAR-エンパカル」というプラスチックボトルのリサイクル会社は入口からキチンと衛生的にも、安全面もコントロールされ、担当のジョバンニさんのオフィスには会社が扱っているボトルが整然と並べられていました。
リサイクル工程は企業秘密なので見学は出来ませんでしたが、どんなペットボトルをリサイクルしているかを丁寧に説明してくれました。
バジェグランデで行う予定のキャンペーンなどを説明するととても意欲的に、「もしコンスタントに送ってくれるなら出来る事で、支援しよう」という事も言ってくれました。
スタッフも「結構、いい値段だね。僕たちで資源ごみの回収業者になろうか?」と取らぬ狸の皮算用をして「僕、社長」「僕、副社長」と盛り上がっています。
次に、見学した同じペットボトルリサイクル会社の「PANTANALパンタナル」は車を降りた時からすごい異臭が漂い、全く前の会社とは違う雰囲気。
あれ?ここはゴミ捨て場?と見間違うほどの風景で足の踏み場もありません。
前の会社が分別の説明をパネルで行ったのに比べこの会社は直接分別している所に行って、説明してくれました。(前の会社は立ち入り禁止)
この道のプロというお姉さんらしき人が私たちでは到底見分ける事のできない同じプラスチック製のバケツを叩いて音で「これはリサイクルできるけどこれはできない」と説明してくれました。
バケツをナイフで切ると、断層がポリエチレンが混ざっていたりPVCが混ざっていたりするのが分かり、混じっているとまリサイクルできないそうでそれを音で見分けるのです。すごいですね。
前の会社がきちんと清潔で分別したもののみを受け取るのに対して、こちらは細かい分別は求めないという違いがありました。(値段も安い)
バジェグランデ市民がどれくらい分別のレベルに対応できるかにより会社のオプションがあるという事がわかりました。
社会見学はとても良いです。みんなが行けるわけではないので、社会見学を通してスタッフが感じる「へえ~、すごい、こんなことをボリビアがやっているんだ」という感動を活動に表せていけたらと思います。
明日からバジェグランデに出発なので、またレポートします。

2013年8月4日

里子です。

バジェグランデに来ています。今週は、今回のプロジェクト初の講習会を開催しています。

対象はバジェグランデで一番歴史の古い、MMカバジェロ学校(中、高生)とその先生たちです。

人数はいきなり300人以上!分けてやりましょう、という私の提案も「一気にやったほうが良いスタートが切れる」という校長先生の意見で却下され、準備におおわらわでした。

毎年8月6日はボリビア建国記念日の為、子供たちは楽隊や行進の準備もあるため時間も限られている上に、講習会の最初の一時間はいきなり打ち合わせもなく、当日の歌の練習を始めたりしてかなり予想外の展開となりました。

一番最初の導入の為の講習会なので、いろんなビデオを見せたり、ワークショップもやってみたりしたのすが、やはり300人は多すぎたのかワークショップの時点で少々収集が付かなくなる部分も。

でも先生たちの力も借りて一応終える事ができました。

学生たちからは「キャンペーンに参加したい」や「ボランティアで手伝いたい」など嬉しい声も聴けました。

バジェグランデは大きな町のサンタクルスと違い映画館や、遊ぶところ等少ないので、こういうプロジェクトも子供たちのエネルギーの発散場所というか、活かしていけるような方法を考えたいと思いました。

午後には、来年先生になる卵の学生さんたちが4人オフィスまで来られて「このプロジェクトで、卒論を書きたいので協力してほしい」という話も。
私たちとしてはマンパワーが欲しいので、やってもらいたい仕事を彼女たちのテーマと調整しながら進める事になりました。

ごみに取り組む、というのはバジェグランデの多くの人たちが望んでいた事だった、というのを色んな人と話して感じます。

何十年か前までの暮らしと激変した今を憂いている人たちが多くいる、という事だと思います。
「アサディット(豚肉を香辛料たっぷりであげたもの)は私が子供のころはキャベツの葉っぱに包んでもらっていたのに、今はビニールだもんね」という話もあります。

こういう以前の包装の仕方や、運搬の仕方、生活を振り返ってみる・・という事を子供たちがおじいちゃん、おばあちゃんに聴きながら思い出す・・というのもいいかもしれません。

色々やりたいことは沢山あります。

2013年7月17日

今回のバジェグランデのプロジェクトではゴミに対する意識啓発活動が大きな柱です。

プロジェクトスタッフや、先生たちとどんなアクションをすれば効果的に意識が変わるか、というのを話し合っています。

キャンペーンや、巡回訪問、コマーシャルや、チラシなど色々とやり方はあると思うのですが以前、コチャバンバの隊員でやってみてとっても良かったよ、と言っていたコンクールをぜひやってみたいと思っています。

それは名づけて

“私たちの町を撮ろう。フォトコンクール”(そのままですね…)

子供たちが、街に出て「ごみのないきれいな町にしよう」というテーマで自分たちの視点で写真を撮ります。その撮った写真を皆で材料に、ごみについて話し合おう、という趣旨です。

大きな子供たちはちょっとしたプレゼンができるかもしれません。

先回、母がボリビアにもう使わないアイフォンを送ってくれて、結局こちらでも仕様が合わなくて今はプロジェクトのカメラ替わりに使っています。

もし、皆さんの中でもう捨てるしかないというカメラや、携帯カメラがあればぜひ集めてほしいなと思ったのですが、いかがでしょうか?