ボリビア事務局より

2014年11月13日

 11月の13日にバジェグランデに全国各地の環境関係で活動している協力隊員とそのカウンターパート16名が集結し、一日交流をしました。 
 先ずは朝7時からの回収を見学してもらいました。
 画期的な分別、回収方法に皆さん興味深そうでした。生ごみ回収_見学

 分別バケツの導入が始まっているメルカード(市場)や学校にも見学に行きました。何か今後のそれぞれの現場での活動の参考になれば、と思います。ichiba

 

 夜はボリビア定番のチュラスコ(CHURRASCO≒BBQ)をしました。 タリハから来た何名かの人たちが自称のチュラスコの達人ということで見ていたら、さすがタリハ(タリハはワインの産地です)!  ワインをお肉にかけていました。

 皆で輪になってお肉が焼けるのを待ち、その間に色々と交流が深まっているようでした。最後はタリハの人がギターを取り出しとっても良い声で情熱的に歌を披露してくれました。

 セミナーではあまり発言がなく目立たなかった人がこういう場で違う雰囲気で楽しめるのは、チュラスコならでは、だと思いました。

 今後、また情報共有をしながら活動を進めていけたらいいなと思いました。

瀧本里子さんのPLAZA_BOLIVIAへの近況投稿より

2014年11月12日

プロジェクト開始の昨年 7月から設計図、入札図書作成、入札、再入札、契約、建設・・・とプロセスを進めてきましたが本当に呪われているのか(単に能力不足)???、と感じるぐらい問題が次々に起こり、先が見えない連続でした。

 しかし、ついに、やっと、「リサイクルセンター本引き渡し式」にたどり着きました。

リサイクルセンター引渡し

リサイクルセンター引渡し

 一つの事を分担してやるのは、お互い負担が少なくて済む・・・、と思うのは関係者が同じリズムで仕事をしようとする時には良いですが、足並みがそろわないと本当に大変です。

 今回は最初から最後まで市がネックになりました。何度、市長室に直談判に行ったことか。

 市長さんがオッケーを出しても、助役さんがオッケーを出してもまだ油断はできない! 公共工事担当の責任者に電話でしつこくついて回り、プロジェクトスタッフにも写真報告などで確認しながら、「本当に、里子はしつこい!」と嫌がられる役割を思い切り果たした気がします。

 今回、本引き渡しは終わりましたが、竣工式は来年に持ち越しです!!!
 理由は、市の負担部分がまだ終わっていません。堆肥場の排水配管が、まだ埋め戻しが終わっていない状態です。

 これでも、「市のせいで竣工式が延期になった」という状況理解を市(公共工事担当)はしておらず、本引き渡しの時は、「本当にとても良い連携だった。色々あったけれど良い仕事ができて良かったです。おわり」と発言していて、「まだ終わってないですよね」と突っ込むと「まあ、そんなの一日で終わる仕事だから固いこと言わないで」と言われました。しかし、あれから一週間、何も進んでいません。

本当に、物事をマイナスにとらえず、問題を反省しない所はイライラしますが、この気質に実は助けられているところもたくさんあるので全体的にはバランスが取れている・・・と言えるのかもしれません。悔しいけど・・・。

瀧本里子さんのPLAZA_BOLIVIAへの近況投稿より

2014年11月12日

 10月完成予定でしたが、11月半ばについに完成しました。合計5校 50人くらいの学生が建設に参加してくれました。

ついに完成した 空き瓶利用の ”エコトイレ”

ついに完成した 空き瓶利用の ”エコトイレ”

 今回はコスト削減のために、焼きレンガを使わず伝統的な土煉瓦方式で、ということで始めました。土煉瓦はガラス瓶と組み合わせが悪いので結局子供の泥遊び~、みたいに泥でペタペタコネコネとガラス瓶を積みながら泥を混ぜていきました。 9月5日投稿:高校生と一緒に、リサイクルセンターのエコトイレ作り 参照)

仕事が乗ってきてどんどん進めて1メートル半位の高さになり、ふ~とつみあがった壁をみんなで見ているとゆら~と動いています。
とっさにみんな支えに走り間一髪で壁が崩れ落ちるのを防ぐことができました。

土で作る場合はそんなに急いで進めたら泥船のように崩れてしまう・・・という事でした。

トイレの内部。シャワーもついています。

トイレの内部。シャワーもついています。

 そんなことが3回位ありながらやっと完成したトイレです。見た目も他にはない、とっても楽しいトイレになったと思います。

竣工式には30人位が来てくれてみんなでゴマジュースで乾杯をしました。 

                 瀧本里子さんのPLAZA_BOLIVIAへの近況投稿より

竣工式。テレビ取材も来ていました。

竣工式。テレビ取材も来ていました。

2014年10月17日

 サンタクルスは毎日、気温が高い日が続いています。今月12日の大統領選も無事終わり、エボモラレス前大統領の3期目の続投が決まりました。
さて、大統領選の翌日、パラグアイに行ってきました。
 パラグアイのJICAがパラグアイNGO(日本NGO)の活動促進のために企画したセミナーで、実際にNGO草の根パートナー支援を受けている団体が活動の様子をプレゼンしました。

 ブラジルからは障碍者支援(園芸療法)で管 由美子さん。パラグアイからは職業訓練校支援(服飾)山本みちこさん、ボリビアからは廃棄物リ サイクル支援の私が参加しました。

 飛行機から見たパラグアイは住んでいるサンタクルスと特に変わりはなく、降り立った空港もまったく違和感はありませんでした。驚いたのは、日系人の日本語がとてもお上手な事です。宿泊したホテルでも100%日本語が通じるし、サンタクルス在住の若い日系の方を紹介してもらいましたが皆さんとても日本人の様な日本語を話されていました。

 パラグアイは移住がボリビアやブラジル、ペルーなどと比べてまだ若いので、やっと2世でまだ1世の方もたくさんいるということでした。

 さてセミナーの方はパラグアイNGOの参加が60団体ほどあったという事です。DIFARはあまりにも小さな団体、プロジェクトなので参考に なったのかよくわかりませんが、参加者の方からは「面白い取組だ」と言ってもらえました。JICAパラグアイとしては今後パラグアイNGOと協働で例えば草の根パートナーを申請する・・などの展開を期待しているみたいです。

 セミナーの趣旨とは少し違いますが今回、ご一緒したブラジル、パラグアイの日本NGOの人たちと沢山話す機会があり、イグアスの滝の近くで職業訓練校の支援をされている山本さんは、とても熱くて、パラグアイが大好きな「すごく面白い方でした。プレゼンの中で職業訓練校の卒業生のビデオがあったんですが「就職に大切な技術を学んだが、一番 約束や規則を守るという事をこの学校で学んだ」と言っていたのが印象的でした。

 山本さんは行政や 国を巻き込んで活動を行っておられていて、水俣病支援もされながらブラジルの障碍者支援を行っておられます。そういえば、どうしてブラジルに来たか、聞くのを忘れました。障碍者の方たちが作った庭園やバラ栽培、苗木栽培など沢山の写真で見せてもらい、とてもみんなの笑顔がステキで幸せそうだな~と感じました。

 これからパラグアイとどんなお付き合いが始まるかわかりませんが、せっかく横のつながりができたので私が年末に帰国するときに「一緒に報告会をしましょう!」という話になりました。まったく支援内容は違いますが、目的は一緒だと思っています。

 あっという間にパラグアイでの2日間が終わりましたが、このような機会を頂いた事に感謝したい と思います。

瀧本里子さんのPLAZA_BOLIVIAへの近況投稿より

2014年9月12日

9月10日は、バジェグランデで写真展示準備の予定でしたが・・・、ボリビアお得意の道路封鎖により行けなくなりました。

運悪く、今日は良恵さんの最後の日でスタッフで送別会をして、私が引っ越しを手伝う予定でしたが・・、急きょ中止です。

しかしちゃんと送別会はできたようです。

道路封鎖というと物騒ですが、物騒なのはその場所のみで移動しなかったら日常の生活そのものなのです。

さて、やっと教子さんのアップロードした日本のフォトコンテストの写真を印刷しています。

私にとっては懐かしい、日本、京都 ・・。本当に同じ高校生なのに取り巻く環境がこんなにも、違うんだねえ・・というのが 写真を見ただけでわかります。

ボリビア側の山、畑、川ばっかりの土色の写真に比べて、日本の高校生の撮った写真のカラフルな事・・・。

展示したら対照的で、面白そうです。技巧的にはさすが日本の学生・・という感じでしょうか。

それぞれの反応が楽しみです。

 

9月10日の里子さんの近況報告(DIFARのメーリングリストPLAZA_BOLIVIA)より

2014年9月12日

 フォトコンテストの写真の印刷を家で延々とやっています。かれこれ4時間はやっています・・。でも家のプリンタでコンテストの写真が印刷できると思えば安いものです!!

 
今日バジェグランデから写真がCDでバス便で届いたわけですが、私は近頃忙しく、はっきり言って写真の内容まで関心が回らなくとにかく写真コンテストが成り立つように、できるだけたくさんの応募者が集まるように!!という辺りに気持ちがいっていました。
 
でも、今家で印刷しながら刷り上がる写真を見ると、「ほーーーーーー。やるな、この子たち」という感想です。
 
驚くのはその視点。私は若者たちだからてっきり、バジ ェグランデの土壁の崩れそうな田舎の家とか、土煉瓦造りとか、昔ながらのタイヤで作った履物(アバルカ)とか、古いものはあまり対象じゃないのかな?と勝手に思っていました。そういうのって外国人や観光者が見ると珍しいけど、地元の特に若者は、あんまり関心ないんじゃないのかな?って。
 
でも、そんな写真やバジェグランデの本当に普通の生活、素朴な生活風景を取った写真、朝もやや夕暮れ時、ジャガイモ収穫で変な形のじゃがいもを掘り当てた嬉しそうなおじさんや、屈託ない笑顔の子供の写真が沢山集まり、カメラマンが撮る写真ではなく、家族だから構えないで撮った写真ばかりです。
 
ちょうど撮影期間は市ではイベントもなく穏やかな普通の毎日だっ たので派手な写真は一枚もなかったです。
 
畑のど真ん中にマリア様の祠?があるものもあり、きっとこれ撮った人はいつも見るたびに誰かにこのきれいなマリア様を見てほしい、と思っていたんじゃないのかな?と思ってしまいます。
 
そうやって自分が見つけた特別な風景や場所や人を写真という形で表現して、みんなに見てもらう・・とてもいい企画だなあ・・と今さらながら思いました。
 
今日中にこのプリントアウトを終わらせて、明日はバジェグランデに持っていってよしえさんたちが準備してくれている展示場に展示する予定です。
 
沢山のバジェグランデの人たちが展示会を訪れて、改めてバジェグランデの美しさ、良さを感 じ取っていただけたらと思います。地元の高校生の手でこの写真が撮られた、という事は未来のバジェグランデを創る人たちですからね。
 
 
来年は、高校生の部、と大人の部もしたいです。
 
では、また展示会&表彰の様子もお伝えしたいと思います。
                                PLAZA_BOLIVIA(DIFARのメーリングリスト) 里子さんの近況報告より

2014年9月2日

バジェグランデでリサイクルショップがやってみたい!と密かに思っていた私の念願がついにかないました。

オープン日は、テレビ局などから3つの取材がありました

オープン日は、テレビ局などから3つの取材がありました

 誰でも、「売る」っていう経験って楽しいかも?と思います。ガレージセールなどの習慣がないので、使わないものをあげる人がいない、ここに持ってきて安い値段でおいて置き必要な人が使ってくれる・・という仕組みを作りたかったのです。(まずは私の引っ越しで出た不用品をどうにかしたかったというのもあります)

 欲を言えば、収入で分別指導員の給与を賄いたい!とまで考えています。

 仕組みは、持ってきた不用品を持ち主は2つの方法を選らんでショップに置くことができます。1、寄贈 2、販売 です。

 持ち主は、ショップに持ち込み寄贈します。

 ショップは値段を付けて販売し、収益はショップに入ります。
 販売は、持ち主がショップの担当と相談して値段を付けて、置きます。売れたら50%が持ち主に戻り、50%はショップに入ります。

 8月15日に水口理事が来られた時に、具体的なリサイクルショップ立ち上げの話をしていて、最初は「punto de revalolizacion」 (日本語訳:物品の再評価を行うポイント)みたいな固い名前がついていたのですが、水口理事が「子供たちも気軽に○○に行こー」と言える簡単な名前がいいよ!」とアドバイスしてくれたので、皆で考えました。

日本からの水口理事を交えての会議の様子

日本からの水口理事を交えての会議の様子

 日本ではリサイクルはクルクルという言葉が良く使われる・・という話をしていると、アルティがそのクルクルに反応したのか「ブ
ルンブルン・・・」とボソッとつぶやきました。

 「何それ?」というと子供たちが手造りヨーヨーみたいなで遊ぶ時に口に出しながら遊ぶ・・ということで、「ルンルンは?」と誰かが言いました。

 すかさず水口理事は「それいい! ルンルンって日本ではルンルン気分のルンルンだから!」という事になり、スタッフはその勢いに押され、あっという間にルンルンになりました・・・。

会議の時のホワイトボード

会議の時のホワイトボード

キャンペーン パネル RUNRUN

キャンペーン パネル RUNRUN

 金曜日には看板や棚を作り、バジェグランデの報道関係者を呼び宣伝しました。

 ぬいぐるみや、かご、水が漏れる水筒などに格安の値段を付けました。値段を付けているときや並べているとき、すでに「それ
頂戴、」と声をかけられる状態でした。

 そして、”RUNRUN”での販売が始まりました。

 私は他の用事があったので、午後に行ってみると・・・棚には何もありませんでした!

 午後に、持ち込んだ人がいたのですが、棚に並べる暇もなく皆が殺到して持って行った・・とのこと。

 一日で50bs(ボリビアーノス 約760円)の売上がありました。

 さて、これからどうなるでしょうか・・・?                  里子さんの2014年9月1日にMLに寄せられた近況より

 

2014年9月2日

日本の高校生とバジェグランデの高校生の国際交流企画 フォトコンテスト! 

 京都からは 8月に井出教子さんが、89枚の応募写真をはるばる届けてくださっています。

 しかし、バジェグランデでは初のフォトコンテスト企画。しかも年齢を限定して・・なので本当に写真が集まるのだろうか?とドキドキしていました。

 担当の良恵さんとマリちゃんは学校や広報ツールを奔走させて参加を呼びかけました。

 しかし、締切2日前、一枚も写真が届いていません。(3週間ほど期間はありました) 私は、ちょっと焦っていたのですが、マリちゃんは余裕の表情。

 「マリはなんで、そんなに余裕?学校もう一回行った方がいいんじゃないの?」と言うと

 「大丈夫、最後の日にドドっとみんな持ってくるから」と言います。 

 私は我慢できず、「だめ、一週間延期しましょう」と指示を出しましたが、締切予定の最後の午後。 来ました、来ました。キャーキャーと女の子たち、グループたちが次々と。

 ほんとだーーー、マリちゃん

 持ってきた写真はPCに移し、名前と写真のタイトル、説明を聞いて最後にプロフィールの顔写真を撮ります。前もって言ってあったのにタイトルと説明を考えてきた子たちは殆どおらず、また子どもたち同士やまた私たちに「何のタイトルがいいと思う?わからなーい」とキャーキャー言っています。良恵さんはそういうやり取りを楽しみながら、データを保存していました。

今の所 40枚くらいの写真が集まっている模様です。なんとかコンクールは開催できそうです。

MLへの里子さんの近況報告より(2014年9月1日)

インターンの良恵さんの下宿でフォトコンテストの参加賞を作る井出教子、マリ、岩谷良恵(敬称略 左から)

インターンの良恵さんの下宿でフォトコンテストの参加賞を作る井出教子、マリ、岩谷良恵(敬称略 左から)

2014年9月2日

ご無沙汰しています。

ボリビア、今年は、あっけなく冬は過ぎてしまったようです。去年がとても寒く霜が何回も降りて農作物が大変な被害に合った年だったの
で今年は・・と思っていましたが暖冬、というよりもう、夏に戻ってしまった気候です。

最近の近況を簡単にお知らせします。

5月末から始まっている建設は、今の時点で約60%ほどの進捗が報告されています。乾季のおかげもありますが、一日寒くて工事がストップした以外は雨もなく工事は順調に進んでいます。4か月ほど前は何もなかったのっぱらに、大きな建物が建つ。人為というか、建設って特に目に見えるものなので大きな変化です。やってしまった・・・と思うのはなぜでしょう?

kennchikugennba03kennchikugennba02

今の所10月の中旬が完成の予定でその後竣工式を行い、たい肥作りスタート!になります。

 

DIFARメーリングリスト(Plaza_Bolivia)に投稿された里子さんの近況より

写真撮影:水口亜紀理事

視察者にリサイクルシャワールームについて説明する里子さん

視察者にリサイクルシャワールームについて説明する里子さん

 

 

2014年8月26日

キャンペーン パネル RUNRUN

キャンペーン パネル RUNRUN

バジェグランデの市場(メルカード)で、資金の捻出をかねてリサイクルショップをやってみることになりました。このリサイクルショップは先日名前が決まりました。ルンルン気分のルンルン(RunRun)です。バジェグランデでは子供たちがミニカーで遊ぶ時によく発する言葉なので子供たちにも覚えやすいかも。
 メルカード内で、問題にならないようにあくまでも、プロジェクト、啓発の一環であるという事を大きく表示をして、分別指導員にもしっかりと活動の目的等を理解してもらうという事が大切です。やってみれば色々と予測もしていない問題が出てくるでしょう。でも、プロジェクトは支出ばかりでなく、生み出す感覚も大切で、スタッフたちはプロジェクト後にリサイクル会社を立ち上げたいとも思っているみたいなので、いい経験になると思います。                         里子のボリビア便り より