パンパグランデ市からプロジェクトの報告ー農薬容器回収編ー

2018年11月19日

10月からパンパグランデ市に駐在されているDIFARスタッフ城井さんより、

現地の様子が届きました。

城井さんは2017年までパンパグランデ市で青年海外協力隊環境教育隊員として活躍され、

今年の10月からDIFARのスタッフとして、パンパグランデ市に赴任しています。

2回に分けて、お届けします。

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プロジェクト1 農薬容器の回収プロジェクトについて。

 

10月23,24日に市内を巡回し、農薬容器を回収しました。

農薬容器販売店は、市内に8つあります。

 

事前に、農薬販売店との回収率を上げるための会議を開きました。

 

すると、農薬販売店のリーダーから驚くべきコメントがありました。

 

「農薬販売数(市内8店舗分)が、容器換算で一日あたり平均80kg程度ある。」

このリーダーの言った数値が本当かどうか、検証する必要があります。

 

それが事実と仮定し、営業日が年間300日と仮定すると、市内で流通した農薬容器だけで年間当たり24トンの農薬容器が排出される計算になります。

市外の農薬販売店から購入している農家もいます。

 

現在の回収量は、年間3トン。8分の1しか回収できていないことになります。

より回収率を高めるためにはどうすればいいか話し合った結果、

 

「出した袋の数に応じて抽選券を配布し、回収日直後の日曜日に抽選会をする。その景品は、すべて農薬容器販売店が準備する」

ということになりました。

 

農薬容器回収のお知らせと同時に、抽選会があることも広域ラジオで一日2回放送しました。

 

回収日当日。

抽選会があるという効果からか、普段よりもたくさんの農薬容器が出されているように感じました。

私も回収に一部参加したのですが、2日間、2グループに分かれて35か所の集積所を巡回し回収します。

集積所で袋を開け、農薬ボトルと農薬袋を分別します。中には、ペットボトルや食用油、自動車のオイルのボトルも入っていました。

ひとつひとつの集積所でこの作業を実施するので、大変時間がかかっています。

初歩の「農薬容器を回収に出す」という習慣が少しずつできてきたので、今度は「ボトルと袋を分別すること」、「対象外のごみを入れないこと」という、もう一段階上のステップで農家の方々にお願いする必要があると感じました。

 

 

抽選会当日。

集まったのは、50人程度。

想定よりもはるかに少ない参加者でした。

 

たくさんの景品が用意されていたので、残念でした。

 

また、農薬容器を出した人に景品が当たるよう、袋に名前を書いて集積所に入れるようにお知らせしており、その袋をリユースしてもらうために抽選会で参加者に返そうとしていたのですが、来ていない人が多く、返すことができませんでした。

 

今回は初めてだったため、次回に向けての課題が見えてきました。

・容器を入れる袋をリユースしてもらうため、集積所には袋を残さない

・回収率を上げるため、抽選会を実施する

・回収作業の効率を上げるため、農家に分別の協力をお願いする

農薬容器専用袋の配布は、当初目標にしていた10月の配布量300枚を上回る339枚を農家の方に配布しました。

今後も袋を配布し、農薬容器回収の理解を得ながら、引き続き回収率アップを目指します。

 

 

 

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