パンパグランデ市での活動

2019年2月28日

ボリビア・パンパグランデ市で地球環境基金の助成をいただき実施している

「農薬容器を含む廃棄物リサイクルシステム導入プロジェクト」。

2018年10月より現地駐在員として活躍中のスタッフ城井が

パンパグランデ市民へ家庭用コンポストの普及を行っています。

幾多の困難も乗り越えながら、順調に配布家庭も増え、

目標人数100人まであと少しのようです。

この時期ボリビアは雨季で、町への移動だけでも大変な時期に、

本当にすごいなぁと思います。

城井香里さんのブログに現地での詳しいレポートが載っています!

ブログはコチラ

パンパグランデ発のキエーロコンポストと壺コンポストは、今後ボリビアで大流行しそうな、

とても素敵な取り組みです!

2019年1月21日

地球環境基金の助成をいただき、現在実施中の

「ボリビア多民族国パンパグランデ市における農薬容器を含む廃棄物リサイクルプロジェクト」

現地駐在スタッフの城井より、活動報告が届きました!

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私の主な活動内容は、自家用コンポストの普及です。今年度は、パンパグランデ市の中でも分別回収の実施されてない自治会:パンパグランデ(市の名前と一緒)のエリアを対象に普及を進めています。

コンポストでたい肥を作る方法は、様々なメソッドがあります。私は今回、2つか3つのメソッドを導入したいと思っています。

一つ目は、神奈川県葉山町うまれのコンポスト「キエーロ」です。これは底のない屋根付きの箱に土を入れて、毎日出る生ごみと混ぜていく方法です。基材が土というシンプルなものなので、箱製作の初期費用がかかるものの、継続は簡単です。

 

二つ目は、福岡市うまれのメソッド、段ボールコンポスト(循環生活研究所)です。その名の通り、容器に段ボールを使い、基材は25年もの研究で選ばれた素材を使っています。基材をその都度買わないといけないところが課題です。

三つ目は、高倉式コンポストで、北九州市の高倉弘二氏が開発したメソッドです。自然界の身近なものを利用してより土壌に適した菌を活かした手法です。半分をたい肥に使い、残りの半分を引き続き基材として使えるため、継続性があります。

キエーロは、地元の大工さんに作ってもらっています。

段ボールコンポストのダンボールは、壁が二重である必要があります。これを探すのは簡単だと思っていました。まず、パンパグランデの資源ごみとして出される段ボールの山から使えそうなものを探したのですが、どれも使い果たされてしまった段ボールばかりで、求めるものはありませんでした。日本ではホームセンターで売られていますので、その感覚でいたのですが、都会のサンタクルスで探しても、見つかりませんでした。段ボールのリサイクル工場に赴き、二重構造のダンボールが必要だと相談すると、受注生産になり、最低1000個から生産するとのことでした。50個しか探していなかったので、発注は諦めました。高倉式コンポストのパンフレットを眺めていると、素焼きの壺のイラストが目に入りました。「これだ!」とひらめき、循環生活研究所の代表に相談したところ、それでやってみようということになりました。地元で壺を作っている人を探して回ったのですが、見つけることができませんでした。市役所の元同僚に相談していたところ、都会のサンタクルスの市場で壺を作る人物を見つけたとの情報があり、やっと発注することができました。構想から発注まで、1か月半もかかってしまいました。段ボールコンポストは、虫の発生を防ぐために、カバーを作る必要があります。古いシーツをリユースして作ることになりました。段ボールコンポストの基材と高倉式コンポストの基材の容器はどちらもこの壺を使うことになります。

昨年末からDIFAR独自の事務所を対象地域のパンパグランデに構え、各家庭を訪問しながら普及活動を実施しています。現在1月11日時点で22名の登録をいただき、5名の方にキエーロ、1名の方に壺コンポストを実施していただいています。キエーロと壺の生産が追い付かず、予約していただいた順に製作出来次第お届けしている状況です。また、フォローアップも一週間おきに実施しています。フォローアップで着実に技術移転を実施することで、自分たちでたい肥作りができるようになり、家の中で循環リサイクルシステムが確立します。今後も100世帯の普及を目指してがんばります。

 キエーロ

キエーロのフォローアップの様子。

 壺式コンポスト

実践で混ぜ方の講習をします。

2018年11月19日

10月からパンパグランデ市に駐在されているDIFARスタッフ城井さんより、

現地の様子が届きました。

城井さんは2017年までパンパグランデ市で青年海外協力隊環境教育隊員として活躍され、

今年の10月からDIFARのスタッフとして、パンパグランデ市に赴任しています。

2回に分けて、お届けします。

 

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活動2 一般廃棄物回収について

 

パンパグランデでは、月曜日と金曜日にごみを回収しています。

 

パイロットで、一番人口の多いロスネグロスで資源ごみと生ごみの回収を8月から開始しました。資源ごみは、自治会長に資源ごみ専用の黄色い袋を配布しました。

先頭のトラックは廃棄ごみ、後ろに吊り下げている袋が資源ごみを集めています。後ろの小さなトラックは、生ごみ専用です。

小さなトラックのほうに装着した拡声器で音楽を流し、それを聞いた市民がバケツや袋に入れた生ごみを荷台にあけていきます。

生ごみは、市民から集めているものだけで回収日あたり2.5㎥あります。

生ごみの容量に対する重さの比重を0.5とすると、

2.5×0.5=1.25トン。

1.25トン=1,250,000グラム

週に2回回収しているので、この量は、3.5日分。

12,500,000÷3.5日=357,143グラム/日

2015年のごみ組成の調査で、一日一人当たりの生ごみの排出量は132グラム。

357,143グラム/日÷132グラム/日=2,706人

 

1世帯の人数を5人と仮定すると、541世帯分

 

という計算になります。

8月から初めて、たった2か月で500世帯を突破しています。

 

この定着のスピードの速さを考察してみました。

 

・学校での環境教育で、分別を学習した生徒が家族に分別を教えている

・生ごみを入れる容器は何でもよいという手軽さ

 

一方で、課題も見えてきました。

・資源ごみ専用袋が一種類のため、紙がペットボトルに残った液体で濡れてしまう

・生ごみは要領から試算できるが、資源ごみの参加者人数をカウントできていない

 

たい肥場でできた、たい肥の質もチェックしています。

植樹による比較実験です。

8本植えたので、4本はたい肥あり、4本は、たい肥なしで育ててみます。

 

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パンパグランデ市で青年海外協力隊として3年間活動をされ、すっかりパンパグランデ市民に溶け込んでいる城井さん。

廃棄物課スタッフも、もう一度一緒に仕事ができることをとても喜んでいる様子です。

現地で生活をされながら活動をしておられるので、

日々の活動の様子が伝わりますね。

日本の事務局では、城井さんが元気でご活躍されることを祈りつつ、

現在12月に行う活動報告会の準備を進めております。

 

○お知らせ○

現地代表瀧本里子が日本に帰国し、12月と1月に活動報告会を行います。

現地の生の声が聞ける機会です。

12月7日 東京

12月14日 名古屋(イカオ・アコとの共同報告会)

1月14日 三重県津市

で開催します。

詳細はこちらです。

ボリビアでの活動の様子をスライドを使ってご紹介します。

ボリビアの農村でおられている羊毛の織物や、フェアトレードのお店で取り扱われているアルパカ製品も会場で販売いたします。

ぜひお誘いあわせの上、お越しください。

 

2018年11月19日

10月からパンパグランデ市に駐在されているDIFARスタッフ城井さんより、

現地の様子が届きました。

城井さんは2017年までパンパグランデ市で青年海外協力隊環境教育隊員として活躍され、

今年の10月からDIFARのスタッフとして、パンパグランデ市に赴任しています。

2回に分けて、お届けします。

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プロジェクト1 農薬容器の回収プロジェクトについて。

 

10月23,24日に市内を巡回し、農薬容器を回収しました。

農薬容器販売店は、市内に8つあります。

 

事前に、農薬販売店との回収率を上げるための会議を開きました。

 

すると、農薬販売店のリーダーから驚くべきコメントがありました。

 

「農薬販売数(市内8店舗分)が、容器換算で一日あたり平均80kg程度ある。」

このリーダーの言った数値が本当かどうか、検証する必要があります。

 

それが事実と仮定し、営業日が年間300日と仮定すると、市内で流通した農薬容器だけで年間当たり24トンの農薬容器が排出される計算になります。

市外の農薬販売店から購入している農家もいます。

 

現在の回収量は、年間3トン。8分の1しか回収できていないことになります。

より回収率を高めるためにはどうすればいいか話し合った結果、

 

「出した袋の数に応じて抽選券を配布し、回収日直後の日曜日に抽選会をする。その景品は、すべて農薬容器販売店が準備する」

ということになりました。

 

農薬容器回収のお知らせと同時に、抽選会があることも広域ラジオで一日2回放送しました。

 

回収日当日。

抽選会があるという効果からか、普段よりもたくさんの農薬容器が出されているように感じました。

私も回収に一部参加したのですが、2日間、2グループに分かれて35か所の集積所を巡回し回収します。

集積所で袋を開け、農薬ボトルと農薬袋を分別します。中には、ペットボトルや食用油、自動車のオイルのボトルも入っていました。

ひとつひとつの集積所でこの作業を実施するので、大変時間がかかっています。

初歩の「農薬容器を回収に出す」という習慣が少しずつできてきたので、今度は「ボトルと袋を分別すること」、「対象外のごみを入れないこと」という、もう一段階上のステップで農家の方々にお願いする必要があると感じました。

 

 

抽選会当日。

集まったのは、50人程度。

想定よりもはるかに少ない参加者でした。

 

たくさんの景品が用意されていたので、残念でした。

 

また、農薬容器を出した人に景品が当たるよう、袋に名前を書いて集積所に入れるようにお知らせしており、その袋をリユースしてもらうために抽選会で参加者に返そうとしていたのですが、来ていない人が多く、返すことができませんでした。

 

今回は初めてだったため、次回に向けての課題が見えてきました。

・容器を入れる袋をリユースしてもらうため、集積所には袋を残さない

・回収率を上げるため、抽選会を実施する

・回収作業の効率を上げるため、農家に分別の協力をお願いする

農薬容器専用袋の配布は、当初目標にしていた10月の配布量300枚を上回る339枚を農家の方に配布しました。

今後も袋を配布し、農薬容器回収の理解を得ながら、引き続き回収率アップを目指します。

 

 

 

2018年9月9日

地球環境基金の助成を受けて実施している「パンパグランデ市における農薬容器を含む廃棄物リサイクルプロジェクト」は、3年目の活動期間もすでに半分がすぎました。

いよいよ3年間のプロジェクト終了に向けて、日々精力的な活動が行われています。

 

まずは、住民への啓発活動。

パンパグランデ市内の自治体での講習会は、住民が集まりやすい夜に行われます。

中には野外でプロジェクタースクリーンを組んで、星空講習会も行なわれます。

ごみが環境に及ぼす影響や、現在実施しているリサイクル活動についてなど、

映像なども交えながらわかりやすく啓発します。

学校の教員を対象とした講習会もあります。

学校での環境教育の方法についてや、学校でどのような環境をテーマにした取り組みができるかなどが話されます。

実際に、パンパグランデ市内の学校では、とても活発に環境教育が行われています。

先日は、高校の生徒が町の清掃を行いました。

道沿いには、ぽい捨てされたごみがたくさん落ちているので、町の清掃はとても大切な活動の一つです。

 

そして、今月から、小学生がリサイクルセンターを見学するプログラムがはじまりました。

市場や学校から回収された有機ごみが、どこに行きついて、どのように処理されているのか。

実際に目で見て確認することで、リサイクルがより身近なものになったと思います。

     

 

日常の業務では、回収トラックの荷台に昇降機がつき、

回収作業での、有機ごみが満タンに入った重いバケツの上げ下げが、随分楽になりました。

トラックは一昨年クラウドファンディングで寄付していただき購入したトラックです。

サンタクルス市でしっかりとした昇降機をつけてもらったので、これから大切に長く使ってほしいと思います。

 

機材の購入や、トラックのメンテナンスは、いつもサンタクルス市で行います。

トラックに昇降機をつけた同じ時期に、

生ごみの粉砕に使用して調子が悪くなっていた粉砕機のメンテナンスもしてもらいました。

こちらは、モーターの買い替えを予定していましたが、

技術者に見ていただいたところ、モーターには問題がなく、

きちんと使い方を守って使用すればモーターを買い替えなくても使用できるということだったので、

修理をしてもらってパンパグランデまで運びました。

ただ、この粉砕機はもともとトウモロコシなど乾いたものを粉砕するための機械なので、

水分の多い生ごみの粉砕には向いていないのです。

もっと生ごみに合った粉砕機が導入できればいいのですが、

残念ながらボリビア国内ではそのような機械を作る技術がまだなく、出会うことができません。

現在、日本の機械をボリビアに導入する方法を検討しています。

昇降機をつけてもらった会社では、kubotaの機械を日本から輸入しているので、

なんとか方法を考えれば実現できそうな気もするのですが。

(市役所廃棄物課のアレックスと、昇降機をつけてもらった会社の社長、そして瀧本現地代表)

 

他にも、2回目の物々交換イベントも実施されました。

町の中心広場に設置したブースに、市民が家に保管してあるペットボトルや瓶などの資源ごみを持ってくると、

ここで植物の苗と物々交換することができます。

前回も大変好評で、きっと市民はそれからこの日を楽しみに、家で資源ごみを集めていてくださったのだと思います。

この日もたくさんの資源ごみが集まりました。

 

そして、使用後の農薬容器の回収キャンペーンも継続して行われています。

これまでに回収した農薬容器が保管場所いっぱいの量になったので、

トラックに積んでサンタクルス市の買い取ってくれる業者まで運びました。

ですが、トラックに積むときに、農薬容器に混じって大量のプラスチックごみが混入していることがわかり、

販売できないものは全てよけていくと、後には大量のごみが残りました。

 

これらの残ったごみも、後日きれいに片づけられました。

残ったごみの内容は、まだ啓発活動が行き届いていないプロジェクト初期に、住民が混入したプラスチックごみや、

回収しても購入されない農薬容器などです。

農薬容器回収スポットを設置している場所の多くは、パンパグランデ市の農村部。

ごみの回収がされていない場所も多いので、農薬容器と一緒に他のごみまで回収スポットに入れてしまっていたのです。

回収スポットにごみを入れる、という習慣ができたこと自体は、決して悪いことではないのですが、

農薬容器回収スポットには他のごみは混ざらないほうが、仕事がしやすいのは事実なので、

スタッフが改善策を考え、農薬空容器は赤のごみ袋に、資源ごみは黄色のごみ袋に入れてもらうように啓発活動を行なったところ、

最近の回収キャンペーンではほとんどごみが混入することはなくなりました。

地道な一歩一歩が、確実に未来を作っています。

2018年7月24日

地球環境基金の助成を受けてパンパグランデ市で実施中の「農薬容器を含む廃棄物リサイクルプロジェクト」

現地からの近況が届きました。

 

今月は、学校の教員を対象に啓発運動を行っています。

高校でのごみリサイクルの取り組みは2年前から続いており、

先生たちのご協力のおかげで、高校での分別回収や市民への啓発活動が実現しています。

8月から市内のロスネグロス地域全家庭を対象に資源ごみの分別回収が始まることもお伝えしました。

引き続き市民への啓発活動のために、学校も協力してもらえるようにお願いしました。

校長先生をはじめ、教員が全員参加してくださり、様々な意見交換も行われました。

堆肥場では、日々の堆肥の切り返し作業が続いています。

衛生的に保つために、堆肥場の清掃も行いました。

生ごみ堆肥の品質は、昨年粉砕機を導入してからとても良くなりました。

ですが、生ごみ粉砕機で一度に粉砕できる容量が小さく、とても時間がかかる上に、

長時間の機械の使用と、あまりにも色々なもの(粘り気のあるバナナの茎やトウモロコシの芯など堅いもの)を

粉砕するので、モーターが熱をもってしまい、このままではだめということで、

新しくモーターを購入することにしました。

現在生ごみ粉砕機につけるモーターを購入するために情報を集めていますが、

ボリビアでは粉砕機はまだまだ新しいもので、どのモーターが合っているのか知る人が誰もいないため、

難航しています。

この前の会議では、日本の粉砕機を製造している企業がDIFARと連携して、

ボリビアの一つの町で試験的に粉砕機を導入することが叶わないだろうか、という話になりました。

粉砕機の導入によって質の良い堆肥ができたら

他の市町村でもその機械を導入したい、という流れになると思います。

ボリビアでの生ごみ粉砕機普及に興味をもってくださる企業の担当者の方、

ぜひご一報ください。よろしくお願いします。

一つ一つ課題をクリアしながら、プロジェクトは進んでいきます。

2017年10月11日

パンパグランデ市では、2016年からDIFARと協働で「農薬容器を含むごみリサイクルプロジェクト」を実施しています。

日常の活動の様子を写真でご紹介します。

こちらは市場の生ごみの回収風景です。

有機ごみのみが緑のバケツに入れられています。

これを毎週一回回収して、生ごみ堆肥にしています。

堆肥場で、土などほかの材料と生ごみを混ぜて、定期的に切り返しの作業をしますが、

現在はスタッフの手でこの作業が行われています。

 

こちらは、8月6日のボリビアの日の祝日に行われた、主要道路でのごみ拾いキャンペーンの様子です。

自治会のメンバーや、市役所スタッフが参加して、ポイ捨てされているごみを拾い集めました。

プラスチックのごみは、リサイクルできるものは分別して、

市内のリサイクルセンターに保管されています。

まとまった量ができたら業者に販売します。それまで、種類別に分けて保管されています。

そして学校での環境教育も大切な活動の一つです。

この日は、市内のP小学校の4年生が、ごみがリサイクルされる手順を勉強しに、リサイクルセンターを見学に訪れました。

こちらの学校では、事前に全生徒と先生に向けてごみの分別に関する講習会を開催しました。

こちらが講習会の様子です。

地道な啓発活動によって、学校でのごみの分別が定着し、

また家庭でもリサイクルの習慣が広がっていくことを願っています。

 

DIFARでは、持続可能な社会実現のためにボリビアにて実施しているごみのリサイクル事業をサポートしてくださる会員様、ボランティア様を募集しております。

活動へのご寄付、書き損じはがきや切手でのご寄付も大変ありがたいです。

会員募集やご寄付の詳細はこちらです。

活動に対するコメントや、皆様からいただく温かいお声も活動への力となります!

ぜひ こちらから お声を届けてください。

いつも読んでいただき、ありがとうございます。

2017年10月10日

パンパグランデ市はボリビア、サンタクルス県のバジェ地方にある人口1万人の小さな町です。

2013年に青年海外協力隊の環境隊員が赴任し、精力的に活動され、

2016年からパンパグランデ市とDIFARが協働して地球環境基金から予算をいただき、

農薬容器を含む廃棄物リサイクルシステム導入のプロジェクトを実施しています。

農薬容器の回収プロジェクトは、DIFARの事業ではじめての取り組みです。

 

市役所のスタッフ、アレックスさんが農薬容器回収の担当をされています。

このような、わかりやすいパンフレットを配って、

農薬容器の3回洗浄を呼びかけています。

「友人や生産者のみなさん、この7つの手順でお金を節約するだけでなく、一番大切なあなたや私たちみんなの健康を守ることができます!しかも環境を汚染することもないのです!」

とパンフレットに書かれています。

パンパグランデ市は農業が盛んな町で、人口の8割が農業従事者です。

農薬の使用も盛んですが、使用した後の農薬容器の処理のことまできちんと啓発がされていなかったため、

あちらこちらに使用後の農薬容器がほったらかしになっていました。

2016年に事業が開始されてから、昨年だけで1500㎏の農薬容器を回収することができました。

 

回収のために、こちらのかごが設置されました。

こちらは設置前のかごです。

これをトラックに積んで、コミュニティのアクセスしやすいところに設置します。

そして年に4回、農薬容器回収キャンペーンをポスターで呼びかけます。

各集落を周り、啓発活動も行います。

最初は「市役所が農薬容器を回収して金儲けをしようとしている」と住民から疑いのうわさが流れたりもしました。

疑いを晴らすために、なぜ農薬容器の回収が必要なのか、

農薬容器を使ったまま放っておくとどんな被害があるかを丁寧に説明し、農家の方の誤解を解いていきます。

キャンペーン後の回収の風景です。

農家の方々が農作物を運ぶ袋に使用後の農薬容器を集めて、かごに入れておいてくれます。

あつまった使用後の農薬容器を、市役所のトラックで回収します。

このような地道な活動によって、少しずつパンパグランデ市では使用後の農薬容器の放置が改善されています。

次回の報告では、パンパグランデ市での環境教育や有機ごみの分別回収の様子をお伝えしたいと思います。

 

DIFARでは、持続可能な社会実現のためにボリビアにて実施しているごみのリサイクル事業をサポートしてくださる会員様、ボランティア様を募集しております。

活動へのご寄付、書き損じはがきや切手でのご寄付も大変ありがたいです。

会員募集やご寄付の詳細はこちらです。

活動に対するコメントや、皆様からいただく温かいお声も活動への力となります!

ぜひ こちらから お声を届けてください。

いつも読んでいただき、ありがとうございます。

 

2016年11月22日

いつもDIFAR(ディファル)の活動を応援してくださり、ありがとうございます!

地球環境基金から助成をいただいて、ボリビア・パンパグランデ市とDIFARが協働で実施している

「農薬容器を含むごみのリサイクルプロジェクト」。

現地から、以前にこちらでお知らせしたクラウドファンディングで皆さんから寄付していただいた支援金で

無事に軽トラックを購入することができたとの報告がありました。

長く使ってもらえるようにと、日本車の軽トラックが購入されました。

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パンパグランデ市で活動する城井さん、サンタクルス市内の販売店で契約後の様子です。

今まで市役所のトラックを借りて農薬容器の回収や学校のごみの回収を行っていましたが、

今後はこの軽トラックでより効率的にごみの回収ができることになります。

 

青年海外協力隊の城井さんの任期も残すところ4ヶ月となりました。

今年は彼女が中心となってパンパグランデのプロジェクトを進めてくださっていましたが、

来年度からはまた新たな体制でプロジェクトが引き継がれていきます。

今年一気に広がった環境教育、農薬容器回収、学校でのごみの分別回収が今後も継続され、現地の環境が少しでもよくなりますように、

応援よろしくお願いします。

2016年11月4日

いつもDIFAR(ディファル)の活動を応援してくださり、ありがとうございます^^

地球環境基金から助成をいただいて、ボリビア・パンパグランデ市とDIFARが協働で実施している

「農薬容器を含むごみのリサイクルプロジェクト」にて、

青年海外協力隊の環境隊員として、パンパグランデ市役所で活動に携わっておられる城井さんより、

以前にこちらでもお知らせしたクラウドファンディングの結果について、

ご報告がありました。

以下は、城井さんからのご報告です。

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みなさん、こんにちは。

南米ボリビアのパンパグランデ市で環境教育隊員として活動している城井香里です。

 

9月のDIFAR通信でクラウドファンディングについてのご案内とご協力のお願いをさせていただいていたのですが、おかげさまで無事に目標額を達成することができましたことをここにご報告いたします。

 

(クラウドファンディングとは、インターネット上で支援金を募る方法で、私の場合はパンパグランデ市で資源ごみや農薬容器回収のための軽トラックを購入する資金を呼びかける内容のものでした。)

 

資金をご支援いただいたみなさま、Facebookのソーシャルネットワークでシェアをして応援いただいたみなさまにお礼申し上げます。パンパグランデ市長をはじめ、同僚の職員もこのことを大変喜んでおります。

 

今後のスケジュールですが、支援いただいた金額は11月10日にクラウドファンディング運営会社から手数料18.36%を差し引かれた分が私の口座へ振り込まれる予定です。

 

11月中旬に軽トラックを購入する手続きをします。

 

みなさまからの支援金を大切に使わせていただきます。

本当にありがとうございました。

pampagrande

教室の分別ごみ箱で回収した資源ごみ(紙)を学校の大きなごみ箱へ移す生徒

 

2016年11月2日

パンパグランデ市にて

城井香里

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*READYFORからもお知らせが届きました。

READYFOR https://readyfor.jp/
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あなたがお気に入りしたプロジェクト「南米ボリビアで資源ごみを回収する軽トラックを購入したい」からお知らせがあります。
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タイトル:パンパグランデ市長からの挨拶
新着情報:市長から、ご支援いただいた皆様へ向けたメッセージビデオをいただきましたので、YOUTUBEにアップしましたので、もしよろしければご覧ください。 https://youtu.be/3geWDbDhXBk

続きを見る / コメント はこちらから
https://readyfor.jp/projects/PAMPAGRANDE/announcements/44491

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*事務局より

クラウドファンディングにご協力くださり、ありがとうございました。

青年海外協力隊環境隊員としてパンパグランデ市で活動中の城井さんの活動の様子は、

城井さんのブログhttps://kiikiipappa.wordpress.com/

にてご覧いただけます。