フォトコンテストの写真の印刷を家で延々とやっています。
今日バジェグランデから写真がCDでバス便で届いたわけですが、 私は近頃忙しく、 はっきり言って写真の内容まで関心が回らなくとにかく写真コンテ ストが成り立つように、 できるだけたくさんの応募者が集まるように!! という辺りに気持ちがいっていました。
でも、今家で印刷しながら刷り上がる写真を見ると、「 ほーーーーーー。やるな、この子たち」という感想です。
驚くのはその視点。私は若者たちだからてっきり、バジ ェグランデの土壁の崩れそうな田舎の家とか、土煉瓦造りとか、 昔ながらのタイヤで作った履物(アバルカ)とか、 古いものはあまり対象じゃないのかな?と勝手に思っていました。 そういうのって外国人や観光者が見ると珍しいけど、 地元の特に若者は、あんまり関心ないんじゃないのかな?って。
でも、そんな写真やバジェグランデの本当に普通の生活、 素朴な生活風景を取った写真、朝もやや夕暮れ時、 ジャガイモ収穫で変な形のじゃがいもを掘り当てた嬉しそうなおじ さんや、屈託ない笑顔の子供の写真が沢山集まり、 カメラマンが撮る写真ではなく、 家族だから構えないで撮った写真ばかりです。
ちょうど撮影期間は市ではイベントもなく穏やかな普通の毎日だっ たので派手な写真は一枚もなかったです。
畑のど真ん中にマリア様の祠?があるものもあり、 きっとこれ撮った人はいつも見るたびに誰かにこのきれいなマリア 様を見てほしい、と思っていたんじゃないのかな? と思ってしまいます。
そうやって自分が見つけた特別な風景や場所や人を写真という形で 表現して、みんなに見てもらう・・とてもいい企画だなあ・・ と今さらながら思いました。
今日中にこのプリントアウトを終わらせて、 明日はバジェグランデに持っていってよしえさんたちが準備してく れている展示場に展示する予定です。
沢山のバジェグランデの人たちが展示会を訪れて、 改めてバジェグランデの美しさ、良さを感 じ取っていただけたらと思います。 地元の高校生の手でこの写真が撮られた、 という事は未来のバジェグランデを創る人たちですからね。
来年は、高校生の部、と大人の部もしたいです。
では、また展示会&表彰の様子もお伝えしたいと思います。
PLAZA_BOLIVIA(DIFARのメーリングリスト) 里子さんの近況報告より
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