7月2日 バジェングランデで待望のプロジェクト開始署名式が行われました。心配していたお天気も良く、1日前に準備の為にバジェグランデに入った甲斐あり準備万端整える事が出来ました。
通常署名は、市議会の会議室で代表が署名して終わりなのですが、このプロジェクトのメインキャストは市民なためぜひ、市民が参加できるプラザで行いたい!と市長さんに無理を言いテントを準備してもらいました。
市長さんも挨拶で「普通は、外ではやらないがとてもいいアイデアだった。」と言ってくれました。
知り合いの日本人の方から桜の苗木を10本頂き、「SAKURA」の説明も加えた記念植樹もする事ができました。
ラパスからはJICA代表として次長、NGO担当者、広報担当と3名が参加してくださり、DIFARからは、建設コンサルタントの諸隈さんが列席してくださいました。
バジェグランデ市からプロジェクト案の申請があったのが2009年末、コマラパでの事業を縮小した、バジェグランデ独自予算でのパイロット事業、草の根パートナー事業の申請、採択、ボリビア政府でのNGO登録、契約までの調整と、本当に予想もしない山がいくつもありそのたびに(本当に実施にたどり着けるのだろうか?)と思ったものですが、JICAもバジェグランデ市も、DIFARもただただ(このプロジェクトをバジェグランデ市でやりたい!)の一心でこの時を待っていたといえると思います。
これからが本番ですが、これだけ盛大にスタートを切った事業は今までないのでちょっとプレッシャーを感じているのが正直な所です。
後、感じたのは「広報」の大切さでしょうか。DIFARはコネもないため、バジェグランデ市に関係者を招待する位でしたが、JICAはサンタクルス市で一番読まれているElDEBER誌に直接、記事を送り掲載の要請と、記者への招待し、署名式の写真や記事を送付する等細かい指示をリアルタイムで出していました。
バジェグランデ市のローカルテレビや、ラジオからも取材を受け、ライブのラジオ番組でのインタビューにもJICA次長と出たり・・と目まぐるしい一日でした。
市長さんはよほど嬉しかったのか、JICAは署名式後とんぼ返りだったのですが30分だけ!とお気に入りのビーフジャーキー屋さんに連れて行ってくれました。
出てきたお皿にはバジェグランデでしか作られていない皮つきで食べれる小さいゆでじゃがいもと、ゆで卵、バジェグランデ名産のチーズとてんこ盛り!のジャーキーが盛りつけられていました。
諸隈さんが「これはビールが欲しくなる~。でもこんな量のジャーキーは見たことも食べた事もない・・」と言っておられました。
ElDEBER紙には、7月1日と7月2日でこの記事が掲載されています。
こちらではスキャナが無いため週末送ろうと思います。
コメントフォーム