大変ご無沙汰してしまいました。
2015年も後数日となりました。こちらは毎日暑く、自分で年の瀬と意識しないと何事もなく過ぎそうです・・・。
夏休みに入り、毎日子供たちと一緒にいて活動地にも子供連れで行っています。そのため、目いっぱいは活動できませんが、子供たちは田舎ののんびりした時間を楽しみ、リサイクルセンターにお散歩に来たり、水やりを手伝ったりしてくれます。


ここ最近のトピックスは何といっても市役所が重い腰をやっと上げて買ってくれたローダ―です。8月に購入予定の話が進んでいて何がどうなっているのかなかなか購入が進まず、聞くたびに「来週」とか「明日」とかのらりくらりとかわされ一体誰に話を持っていけばいいのか?と会計の管理者の所にリサイクルセンターのレタスを持って行ったり、「ちょっと15分ほどお散歩に行きませんかー」といってマイカーでリサイクルセンターに連れていき、いかにローダ―が必要なのかを現物を見てもらって説得しました。
別に買わないとは言っていない、もう買う手はずはついているんだよ・・・と甘い言葉に騙されあっという間に12月に入ってしまいました。
でもつくづく思うのは、市役所の職員の方々ですが殆どの人が農業を兼業しています。なのでリサイクルセンターに来ると堆肥の質を先ず見たり、堆肥を使った野菜や粉砕機で粉砕した堆肥材料などに興味関心が行きます。これはとても私たちのプロジェクトを進める上でとても有利になっています。市長さんが農業者ですから、堆肥とか、有機野菜栽培とか言ったキーワードに個人的にとても関心が高いのです。いいですね!

堆肥の質に関してはまだまだなので今後ローダ―の導入によって理想的な切り返しを行う事で短期間の堆肥の完熟と質の向上を進めながらコストについても検証していきたいと思っています。
プロジェクトも早2年半が経ちました。ちょうど折り返し地点に来たわけですがプロジェクトの進捗が50%まで来たか・・と言われるとまだまだだと思っています。
啓発部分もプロジェクト当初思っていたよりもっとボリュームをもって今後もやっていかないといけないと思っています。
先生に啓発を行い、その後先生から生徒へと考えていたのですが先生の意識はそう簡単に変わらず、相変わらず出前授業を依頼されます。このあたりは8月から派遣されている環境隊員(JOCV)に期待したいと思います!
2016年は粛々と生ごみ回収協力家族数を増やしバジェ市内全体に分別回収を広め、モニタリングをその都度しっかりする事で各家族がと分別が習慣、定着するようにしていきたいと思っています。
また、プロジェクト終了後も描き、第三セクター設立の計画、見通し、提言なども進めていきたいと思っています。
来る2016年も DIFARの活動を見守ってくださり色々なアドバイスを頂けたらとても嬉しいです。みなさんが、穏やかな年末、年始を迎えられますようにボリビアの活動地よりお祈りしています。
DIFARのML PLAZA_BOLIVIA 瀧本里子の近況投稿より
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