12月8日は愛知県設楽郡東栄町にて、活動報告会をさせていただきました。
2016年にバジェグランデ市長が来日された際、
東栄町とバジェグランデ市は友好推進協定を結びました。
(2016年の調印式の様子を、東栄町のHPでご紹介くださっています。→)
今回、現地代表瀧本里子の帰国に合わせて、東栄町国際交流協会の伊藤様が報告会を企画してくださいました。
2年ぶりに訪れる東栄町。
7日の東京報告会が終わってから、夜行バスで豊川まで向かい、始発電車で東栄町まで行くと、
2年前と変わらないあたたかい笑顔で、伊藤様が駅の前で出迎えてくださいました。
午後からの報告会では、DIFARのこれまでの取り組みと、
パンパグランデ市で地球環境基金の助成をいただき実施している「農薬容器を含む廃棄物リサイクルプロジェクト」についても
報告させていただきました。
ボリビアのホットチョコレートとバナナチップス、ユカ(キャッサバ)チップスを召し上がっていただきながら、
和やかな懇談形式で進んでいきました。
ボリビアでDIFARが行ってきたトイレの建設プロジェクトのビデオを見ていただいて、
し尿を堆肥にして畑に使っていたことをお話すると、
人生の大先輩である参加者の皆様は、「お嫁に来た時は家でもしていた。」
と、ひと昔前の暮らしのお話を聞かせてくださいました。
ひと昔前の日本の状況と、ボリビアの今の状況は共通点がたくさんあり、
皆さんから日本での取り組みの話を聞かせていただくと、
とても参考になることがたくさんありました。
ごみリサイクルプロジェクトについては、これまでと現在の取り組みについて聞いていただくだけでなく、
「日本では地区の清掃に皆参加するのが普通ですが、ボリビアでは地区清掃員がいて、
町の清掃は清掃員の仕事になってしまっている。
市民が自分のこととして率先して美化活動に携わってもらえるように、
どのように働きかけることができるか、日本の例を参考にしたいです。
日本での取り組みについて教えてください。」
と里子さんから質問を投げかける場面もたくさんあり、
東栄町の皆様から町の清掃活動や美化活動のお話を聞かせていただきました。
日本での普通は、ボリビアでは普通ではなく、
たくさんのヒントが、日本の暮らしの中にあるなぁと感じました。
東栄町での取り組みについて教えてくださった皆様、
ありがとうございました!
報告会の最後には、バジェグランデ市長からのお土産をお渡ししました。
余談ですが、報告会の後、
東栄町の温泉に連れて行っていただきました。
とても良いお湯で、とてもとても、気持ち良かったです。
紅葉もとてもきれいでした。
東栄町は12月の週末に行われる花まつりが有名で、
鬼のお面をつけて神事を行い、真夜中には音楽に合わせて踊りまくる、というお祭りらしく、
お話を聞いていてボリビアのお祭りととても似ているなと思いました。
今度はぜひ花まつりを見学しに行きたいと思います!
伊藤さんをはじめ、東栄町の皆様、大変お世話になりました。
いただいたたくさんのアドバイスを、活動に活かしていきます。
※こちらの活動報告会は一部地球環境基金の助成を受けて開催することができました。
里子さん、お帰りなさい! 今回の 日本滞在は 余裕のある日数のように聞いています。よろしければ 2月か3月に奈良県香芝市にも来ていただきお話願えませんか?