里子です。
バジェグランデに来ています。今週は、今回のプロジェクト初の講習会を開催しています。
対象はバジェグランデで一番歴史の古い、MMカバジェロ学校(中、高生)とその先生たちです。
人数はいきなり300人以上!分けてやりましょう、という私の提案も「一気にやったほうが良いスタートが切れる」という校長先生の意見で却下され、準備におおわらわでした。
毎年8月6日はボリビア建国記念日の為、子供たちは楽隊や行進の準備もあるため時間も限られている上に、講習会の最初の一時間はいきなり打ち合わせもなく、当日の歌の練習を始めたりしてかなり予想外の展開となりました。
一番最初の導入の為の講習会なので、いろんなビデオを見せたり、ワークショップもやってみたりしたのすが、やはり300人は多すぎたのかワークショップの時点で少々収集が付かなくなる部分も。
でも先生たちの力も借りて一応終える事ができました。
学生たちからは「キャンペーンに参加したい」や「ボランティアで手伝いたい」など嬉しい声も聴けました。
バジェグランデは大きな町のサンタクルスと違い映画館や、遊ぶところ等少ないので、こういうプロジェクトも子供たちのエネルギーの発散場所というか、活かしていけるような方法を考えたいと思いました。
午後には、来年先生になる卵の学生さんたちが4人オフィスまで来られて「このプロジェクトで、卒論を書きたいので協力してほしい」という話も。
私たちとしてはマンパワーが欲しいので、やってもらいたい仕事を彼女たちのテーマと調整しながら進める事になりました。
ごみに取り組む、というのはバジェグランデの多くの人たちが望んでいた事だった、というのを色んな人と話して感じます。
何十年か前までの暮らしと激変した今を憂いている人たちが多くいる、という事だと思います。
「アサディット(豚肉を香辛料たっぷりであげたもの)は私が子供のころはキャベツの葉っぱに包んでもらっていたのに、今はビニールだもんね」という話もあります。
こういう以前の包装の仕方や、運搬の仕方、生活を振り返ってみる・・という事を子供たちがおじいちゃん、おばあちゃんに聴きながら思い出す・・というのもいいかもしれません。
色々やりたいことは沢山あります。
コメントフォーム